島国なのに東京都。透き通るような綺麗なビーチがあるのに東京都。東京都庁から約1000キロ離れているけど、東京都。それが小笠原諸島である。

そんな小笠原諸島にある「小笠原村」には、2850人の人たちが住んでいる。そして、観光業も盛んである。そんな小笠原村の親善大使を調べてみると、かの有名なスポーツ選手であることが判明したのでご報告しておきたい。

はたして一体誰なのか。小笠原諸島にある小笠原村の親善大使は誰なのかーッ!?
 
答えは小笠原道大(おがさわら みちひろ)選手である。読売ジャイアンツ所属の小笠原道大選手である。オリンピックやWBCで日本代表にも選ばれたことのある、あの小笠原道大選手である。
 
そのまんまである。
 
小笠原選手が親善大使に任命されたのは、平成11年の12月。西暦でいうと1999年である。当時、彼はまだ日ハム所属の選手であり、入団3年目の若手選手。しかし、その年に輝かしい活躍をし、一躍日ハムの看板選手となる。

それに目を付けたのが小笠原村であり、小笠原選手に就任を要請。小笠原選手もその依頼を快諾し、1999年の12月25日、小笠原村観光親善大使に任命されたのだ。小笠原村の公式サイトには、打率などのデータを含めた小笠原選手の紹介ページも存在する。

意外な人物どころか、そのまんまな人選であった小笠原村の親善大使。ちなみに東京の竹芝桟橋から小笠原諸島の中心となる島「父島」までは、フェリーで25時間半かかる。母島までは、そこから2時間。東京の中心から移動にまるまる1日かかるが、それでもここは東京都なのである。

参照元:小笠原村公式サイト