ロケットニュース24

「そのポテトは昨日のだよ」新しいポテトを待つことにしたら、さらに驚く話を聞いた【カンバ通信:第536回】

53分前

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。


今回もポテトを食べようと思い、あるレストランへ行ってきた。


ところが、このレストランには名前がなかった。

僕は不思議に思い、スタッフに聞いてみた。


「このレストランの名前は何というの?」


すると、スタッフはこう答えた。


「うちの店には、まだ名前がないんだよ」


なんと。


どうやら、このレストランはオープンしたばかりらしい。


だから、まだ店の名前が決まっていないというのである。


でも、名前がなくても問題はないそうだ。


なぜなら、店の前を通れば、容器に入ったポテトが見えるからである。

「通りかかったお客さんは、ポテトを見れば何を売っている店なのかわかるからね」


なるほど。


たしかに僕も、並んでいるポテトを見て、この店にやってきた。


名前がなくても、ポテトそのものが看板の役割をしているのかもしれないね。



さて、僕はいつものように、


「ポテトをお願いします」


と注文した。


すると、スタッフから意外なことを言われた。


「そこにあるポテトは、新しいものじゃないんだ」


えっ?


どういうことだろう。


話を聞いてみると、なんと容器に入っているポテトは、昨日作ったものだというのである。


昨日のポテト!?


僕は少し驚いた。


するとスタッフは、


「新しいポテトができるまで待つ?」


と聞いてきた。


もちろん、僕はできたてのポテトが食べたい。


「うん。新しいポテトができるまで待つよ」


そう答えた。


でも、ここで僕は、もうひとつ気になることがあった。


昨日のポテトは、どうするのだろう?


そこでスタッフに聞いてみた。


「ところで、昨日のポテトはどうするの?」


すると、またしても驚くような答えが返ってきた。


「新しいポテトができたら、昨日のポテトと混ぜるんだよ」


なんと!


新しく作ったポテトと、昨日のポテトを一緒にして売るというのである。


つまり、お客さんが買うポテトには、できたてのものと、前日に作ったものが混ざっているらしい。


これは、ちょっと意外だった。


僕は新しいポテトを待つつもりだったけれど、まさか昨日のポテトと混ぜるとは思わなかった。


それにしても、スタッフはこうしたことを隠さずに教えてくれた。


僕が聞いたことに、正直に答えてくれたのである。


そんな話をしているうちに、僕はスタッフにもうひとつお願いしてみた。


「一緒に写真を撮ってもいい?」


するとスタッフは快く承諾してくれた。


こうして、一緒に写真を撮ることもできたよ。

さて、いよいよポテトを食べてみよう。


正直なところ、昨日のポテトを混ぜていると聞いたので、少し気になっていた。


でも、食べてみると……。

うん!


これは、おいしい!


僕には、とてもおいしく感じられた。


昨日のポテトが混ざっているという話には驚いたけれど、味は僕の好みだったのである。



今回のポテトは100ケニアシリング(約120円)。


店の名前はまだない。


店頭に並んでいるのは、昨日作ったポテト。


そして、新しく作ったポテトと混ぜて販売するという。


いろいろと驚くことがあったけれど、最後に食べたポテトはおいしかった。


ただ、前日に作ったポテトを混ぜるというのは、やっぱり少し気になるところだね。


できれば、作りたてのポテトだけを食べたいと思う。


それでも、今回もまた、ケニアのポテト屋で新しい発見があったよ。


それでは、また次回。


クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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