ロケットニュース24

690円にしてはウマすぎる! 日高屋『濃厚豚骨醤油ラーメン』に感じる「家系」を名乗らぬ奥ゆかしさ

6時間前

最近、SNSを中心に話題になっている「日高屋」の新商品をご存じだろうか? 2026年10月9日より期間限定で販売中の『濃厚豚骨醤油ラーメン』(税込690円)だ。

豚骨醤油と聞くと、いわゆる「家系ラーメン」を想像してしまうが、果たしてどのような仕上がりになっているのか? 下手をすると家系ファンから袋叩きに遭う可能性もあるが……。

日高屋を愛する者の一人として、不安を抱きつつも注文。その結果、日高屋の奥ゆかしさを改めて感じたのだった。

・まさかの売り切れ

『濃厚豚骨醤油ラーメン』の人気を実感したのは、つい先日、編集部の最寄りの日高屋に入った時のこと。

タッチパネルで注文しようとしたところ、なんと『濃厚豚骨醤油ラーメン』が品切れになっていたのだ。日高屋で品切れなんてなかなか見たことがない。


SNSなどの口コミの影響か? あるいはリピーターが多いのか? はっきりした原因はわからないが、注目度の高い商品であることは間違いないようだ。

結局この日は都心を避け、郊外の店舗でお目当ての『濃厚豚骨醤油ラーメン』を注文した。価格は税込690円。


余計な前置きは抜きにして、まずはスープを一口。すると……頭の中に一瞬、このワードがよぎった。


家系──


・期待以上のクオリティ

家系ラーメンの独特の香りと味わいを生む「鶏油(チーユ)」の気配こそ感じられないものの、豚骨と醤油が調和した濃厚なスープは、思っていた以上に家系に近いような気がする。


日高屋には『とんこつラーメン』というレギュラーメニューがある。クリーミーで食べやすいが、正直なところ豚骨ならではの深みはなく、全体的にチープでつるんとしている。

個人的には、あれはあれで日高屋らしい趣があって好きなのだが、一方でこの『濃厚豚骨醤油ラーメン』には、ただしょっぱいとか、脂っこいとか以上の、たしかなコクが感じられるのだ。


もちろんそれは、店舗で一からスープを作っているような専門店と比べれば、はるかに微弱なものなのだが、私(あひるねこ)は思った。これは本当に家系なのかもしれない。

ドキドキしながら、すかさず麺をすする私。しかし次の瞬間、マッハで我に返ることになる。


あ、やっぱ日高屋だこれ。


・麺はいつもの日高屋

そう、日高屋特有のつるつるした中太縮れ麺で、一気に家系から日高屋に引き戻されるのだ。改めて思い知る。日高屋の麺の記名性の高さを。



とはいえ、690円にしては、この『濃厚豚骨醤油ラーメン』は相当ウマいのではないか。900円以上だったら頼まないだろうが、700円以下なら十分リピートに値する味だと思う。


そして何より、自ら家系を名乗らない日高屋の奥ゆかしさが素晴らしい。

もし日高屋が、このラーメンを大々的に「家系です!」と売り出していたとしよう。おそらくその方が話題性はあったはずだ。しかし同時に、一部の家系ファンから反発を受けたに違いない。


1個だけのったうずらの卵と……。


気持ち程度の海苔1枚。


視覚的な家系要素はそれだけに留め、トータルの印象はあくまで「いつもの日高屋」。その謙虚な姿勢こそが、『濃厚豚骨醤油ラーメン』の魅力を引き立てている最大の調味料かもしれない。



個人的には『チゲ味噌ラーメン』と並ぶ、「期間限定なのが惜しいメニュー」に堂々仲間入りした感がある。

食材がなくなり次第、販売終了とのことなので、未食の方はお早めに。

参考リンク:日高屋
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼ニンニクのライブ感が欲しくなったため追加(税込20円)。

▼このライブ感がたまらない。

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