
ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしている、ケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。
この日は夕食にポテトを食べようと思い、「Kuku Haven」というレストランへ行ってきた。
店へ向かっている途中、道路をたくさんの牛が歩いていた。
牛たちの後ろには、マサイ族の男性たちが歩いている。
どうやら牛たちの様子を見ながら、一緒に移動しているようだった。
ナイロビでは、こんな光景に出会うこともある。
そして「Kuku Haven」に到着し、店の中に入ると、何人かの子どもたちがいた。
子どもたちもポテトを買いに来たようである。
しかし、少し困っているようだった。
話を聞いてみると、子どもたちは全員分のポテトを買えるだけのお金を持っていなかった。
持っているお金で買えるのは、まだ小さな子どものためのポテト1つだけ。
ところが、その小さな子は、自分のポテトをほかの子たちと分けたくないらしい。
すると子どもたちが、僕に聞いてきた。
「僕たちにポテトを1つ買ってくれない?」
みんなで分けて食べるためのポテトが、もう1つ欲しいという。
僕は、
「いいよ。僕が買ってあげるよ」
と答えた。
すると、子どもたちはとても喜んでくれた。
僕が買ったポテトは70ケニアシリング(約85円)。
たった1つのポテトだけれど、子どもたちがあれほど喜んでくれるなら、僕もうれしい。
すると今度は、子どもたちが僕にこんなことを聞いてきた。
「いつも、この時間にこの店に来るの?」
僕は、
「いや、いつも来るわけじゃないよ」
と答えた。
なぜそんなことを聞いたのだろう。
もしかしたら、また僕に会えると思ったのかもしれないね。
その後、僕が注文したポテトも出来上がった。
僕はポテトを受け取り、車の中で食べることにした。
さっそく食べてみたのだが……。
う〜ん。
僕には、あまり味が感じられなかった。
正直に言えば、今回のポテトはあまり僕の好みではなかった。
僕のポテトも70ケニアシリング(約85円)。
ポテトそのものは少し残念だったけれど、この日は子どもたちが喜んでいる姿を見ることができた。
だから僕にとっては、悪くない夕食になったよ。
クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼ちょっと僕の口には合わないポテトだったなぁ…
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