きれいな海を望む絶景から、南房総の海鮮&絶品グルメなどが目白押しの千葉県。しかし都心から簡単に行けるがゆえに「どこに立ち寄るのが正解か分からない」と迷ってしまう人も多いはず。そんな旅を最高に盛り上げてくれる強い味方が、県内に30カ所もある「道の駅」だ。

そこで今回は、全国900以上の道の駅を巡り、高校卒業まで房総半島で青春を送った私(スーザン。)が、千葉に行ったら絶対にハズせない「オススメの道の駅10選」をご紹介したい! 某全国的に有名なテーマパークに負けないおススメの道の駅が以下の通りだ!

・千葉県安房郡鋸南町『道の駅保田小学校』

廃校となった旧保田小学校をリノベーションし、全国の道の駅シーンに激震を与えた超有名スポット! 木造校舎のノスタルジックな雰囲気を残しつつ、宿泊施設や巨大なマルシェ、多彩な飲食店がギュッと詰まった唯一無二のエンタメ体験型ステーションだ。

直売所に生まれ変わった体育館、数々のお食事処が入る校舎。面影をしっかり残したうえで、決して古臭くない清潔感あふれる施設内は目を見張るものがある!

しかも実際に使われていた教室に、お泊りできてしまうのがこの道の駅の最大の特徴だ。椅子、机、黒板など教室を思い出すものが揃っており、小さい頃の憧れだった、小学校にお泊りをするという願いを叶えてくれるぞ!

ここで絶対に体験したいのが、昔懐かしい給食を再現したグルメ! 校舎内の食堂で味わえる揚げパンやソフト麺は、童心に帰って誰もが笑顔になれる至高のノスタルジー体験だ。

さらに、2023年には新エリア「保田幼稚園」がオープン。歩いているだけでワクワクが止まらない。大人も子供も夢中になれる、千葉ドライブで絶対外せない大本命駅だぞ!

道の駅名 『道の駅保田小学校』
住所 千葉県安房郡鋸南町保田724
営業時間 9:00~17:00(※各店舗・施設により異なる)
定休日 年中無休(※店舗により休業日あり)


・千葉県南房総市『道の駅富楽里とみやま』

正直、先ほどの道の駅保田小学校は全国的に有名なベタな選出だったかもしれない。

道の駅保田小学校から10分もかからない場所にある。こちらの道の駅は、富津館山道路の「富楽里PA」と一体化したハイウェイオアシスであり、一般道・高速道路の両方からアクセス可能な南房総の立ち寄りが可能。 意外と高速道路から降りずに立ち寄れる道の駅は珍しいということは覚えてほしい!

直売所エリアには、地元農家さんが朝採れした新鮮すぎる野菜や房総の海の恵みがズラリと並び、活気に満ちあふれている。地酒に地元の銘菓もそろっており、奥では海鮮も購入できるから見どころは満載だ!

個人的なおススメは種類が豊富な生クリーム大福。冷たいクリームが中に入った大福は全国の甘党もうならせる人気の商品だ。噛むごとに幸せを感じる魔法の和菓子と呼ぶにふさわしい。

グルメのレベルも極めて高く、特に2階のフードコートでは沢山のグルメを味わえる。地魚を使ったつみれ汁は絶品の一言。

特に房総の郷土料理「さんが焼き」は一度は食べてほしい。道の駅ではさんが焼きを使った創作料理や行列ができるベーカリーなど、ここでは紹介しきれないほどグルメが揃う。ドライブ中の小腹を満たすテイクアウトからガッツリ海鮮ランチまで、お腹の空き具合に合わせて何でも叶えてくれる胃袋の力強い味方だぞ!

道の駅名 『道の駅富楽里とみやま』
住所 千葉県南房総市二部2211
営業時間 平日9:00~18:00 土日祝日8:30~18:00
定休日 年中無休(不定休・基本は無休)


・千葉県東金市『道の駅みのりの郷東金』

東金市の豊かな食と緑が丸ごと詰まった道の駅がここ。 豊富な品ぞろえの直売所、本格洋食が食べられるレストランなど見どころは満載だが、もう一つ来訪者の度肝を抜くポイントがある

それが東金市が誇る伝統の植木や花々が咲き誇る広大な緑地・植木市場!

その広さと豊富な木々の数々は圧倒されること間違いなし。収穫ができる果物の苗、うっとりするほど美しい盆栽、そして巨大なヤシの木などどれもこれも売り物だというのだからびっくりだ。散策するだけでも心が洗われるような癒やしの時間を過ごせる。

エリア内には植物に精通した専門スタッフも常駐しているため、育て方のコツや選び方のアドバイスを直接聞くことができるのも大きな魅力。

さらにもう1つオススメしたいのはガチでレベルの高い洋食を味わえるレストランだ。洋食専門店のディナーで出てくるレベルを提供するレストラン「とっチーノ」で味わえる牛ほほ肉の赤ワイン煮込みはシェフを呼びたくなるほどの衝撃。

濃厚なソースとお肉が、ほかほかの白いお米と完璧にマッチする最高のマリアージュを味わうことができるぞ!

道の駅名 『道の駅みのりの郷東金』
住所 千葉県東金市田間1300-3
営業時間 9:00~18:00
定休日 年中無休(1月1~3日を除く)


・千葉県安房郡鋸南町『道の駅きょなん』

国道127号沿い、東京湾の爽やかな潮風を感じられるシーサイドロケーションに位置する道の駅。文人・菱川師宣の生誕地としても知られ、敷地内には「菱川師宣記念館」が併設されているなど、歴史と文化の薫り高く落ち着いた道の駅だ。

最初に紹介した道の駅保田小学校と同じ鋸南町にある道の駅で、どちらかというと影の薄い存在だったが2026年のリニューアルで注目度を増した道の駅である。

リニューアルで新設された休憩スペースを備えた木造デッキ「やぐら茶屋」と個性豊かな新テナントの数々で、一気に見どころのある道の駅へと進化した。そこで注目してほしいのは、道の駅では珍しいビール醸造所「鋸南麦酒」の存在だ。

鋸山の伏流水や鋸南町産の農作物を使用したクラフトビールが製造・販売されているここ。親や上司へのお土産はこれに決まりだ。

また、ケーキ屋「atelier bonbon」もオススメさせてほしい。種類豊富なケーキはどれを頼んでも絶品で、特にチーズケーキは口に入れた途端とろけだす感動の美味しさだ。

目の前には美しい海岸風景が広がり、夕暮れ時には静かで感動的なサンセットを拝むことができる隠れた絶景スポットでもある『道の駅きょなん』。地元民の私が自信をもってオススメしたい道の駅だ!

道の駅名 『道の駅きょなん』
住所 千葉県安房郡鋸南町吉浜517−1
営業時間 9:00~17:00(※施設により異なる)
定休日 毎週月曜日(※施設によって異なる)


・千葉県館山市『道の駅グリーンファーム館山』

2024年にオープンしたばかりの千葉県最新の道の駅! 「農と食の体験型拠点」をコンセプトに掲げ、館山の豊かな自然と農業の魅力を五感で楽しめる開放的な空間が広がっている。

南房総と言えばの海を一切押し出さず、南房総ののどかな里山風景を押し出したこの道の駅は知る人ぞ知る名作駅と呼ばせていただきたい。

敷地内には、地元の採れたて農産物や房総の特産品が並ぶ直売所はもちろん、館山産の新鮮な食材をふんだんに使ったレストラン&カフェが大人気! 自然豊かな農園エリアやBBQスペースなども整備されており、家族や友人と一緒に館山ののどかな空気を味わえる空間は小さい子供にもオススメだ。

そして、袖ケ浦市の大人気店「のうえんカフェ」が南房総地域に初出店したことも特徴だ。人気のロールキャベツやチキンカツやカツカレー、種類豊富なうどんやスイーツの数々はどれも絶品で何を頼んでも間違いなし!

直売所で地域の銘菓やここならではの魅力的な商品に出会えるのもうれしいポイント。ガラスのタンブラーやお皿はデザイン性もGOOD! 貴方の好きが見つかる一度は行くべき実力派の道の駅だ。

道の駅名 『道の駅グリーンファーム館山』
住所 千葉県館山市稲274
営業時間 9:00~17:00
定休日 年中無休


・千葉県長生郡睦沢町『むつざわスマートウェルネスタウン・道の駅・つどいの郷』

読み上げると舌がこんがらがりそうなほど長い名前が特徴の道の駅。道の駅があたまに付かないところも愛らしいポイントだ。

かつての素朴な道の駅時代から劇的ビフォーアフターを遂げ、先進的でおしゃれな空間へと生まれ変わった超注目スポット! 劇的リニューアルにより、今や遠方からもファンが集まるスタイリッシュな交流拠点へと大変身を果たしているのだ。

この駅最大の自慢は、千葉県で唯一、天然温泉に入れる道の駅ということ。地元で産出される地産地消の天然ガスを使って温められた極上の源泉は、とろりとした湯ざわりでドライブの疲れをじんわり解きほぐしてくれる。露天風呂やサウナも完備されており、ドライブ途中に本格的な整いを体験できる奇跡のオアシスだ。

そして湯上がりの火照った身体を癒やす至福のディナータイムには、館内の本格イタリアンレストランへGO!

地元の新鮮野菜や房総の恵みをふんだんに使った絶品パスタや、香ばしく焼き上げられた窯焼きピザを堪能できる。極上温泉で癒やされ、おしゃれな空間で本格イタリアンを味わう……従来の道の駅のイメージを180度覆す、究極の贅沢体験がここにあるぞ!

道の駅名 『むつざわスマートウェルネスタウン・道の駅・つどいの郷』
住所 千葉県長生郡睦沢町森2−1
営業時間 9:00~18:00(※温泉施設は10:00~21:00)
定休日 年末年始(※施設点検日を除く)


・千葉県山武市『道の駅オライはすぬま』

九十九里浜のほぼ中央に位置し、爽やかな海の風と活気に包まれた房総ドライブの立ち寄り大人気スポット!

「オライ」とはこの地方の方言で私の家を意味し、その名の通り実家に帰ってきたかのような温かいおもてなしとアットホームな居心地の良さが来訪者を魅了している。実は私も道の駅にハマるきっかけとなった思い出の道の駅なのだ。

ここで絶対に買って帰りたい名物が、甘さと、塩に打ち勝つ植物の本能が創り出すおいしさを誇る海水ねぎだ

台風の時、潮風の被害を受けなかったネギはここの名物。地元でとれたイチゴを使ったおまんじゅうや九十九里名物イワシのごま漬もつい手に取りたくなる。

そして、隠れた千葉の名グルメがここでは味わえる。地元の新鮮いわし「いわし天ぷら定食(950円)」や九十九里の珍味「なめろう定食(1200円)」、漬けマグロにイクラがトッピングされている「なぶら丼(2000円)」など魅力的なメニューが多くて何を頼んでいいか悩んでしまう。

産地だからこそ味わえる極上の海鮮体験が待っている。九十九里ドライブの立ち寄り拠点として絶対外せない、海の恵みと温もりが詰まった通好みの道の駅だぞ!

道の駅名 『道の駅オライはすぬま』
住所 千葉県山武市蓮沼ハ4826
営業時間 9:00~18:00(レストランは11:00~15:00)
定休日 元日を除き無休(※レストランは月曜定休)


・千葉県南房総市『道の駅とみうら 枇杷倶楽部』

南房総で道の駅と言えばここ。ビワを使ったお菓子や加工品、化粧品に至るまでビワ関係の商品がズラリと並ぶ圧巻の直売所。南房総の名産であるビワを前面に押し出した館内はまさにビワの聖地だ。

ここで絶対に味わいたいのが、地元民からも長年愛され続けている名物「ビワソフト(400円)」! 一口食べれば上品な甘さとフルーティーな香りが口いっぱいに広がる至高のスイーツだ。地元の人はもちろん、観光客からも愛される必食のグルメである。

ビワの果肉が混ざったビワプレミアムソフト(550円)も人気で、オプションでビワのシロップ煮の半身をのせることもできる。ビワを堪能できる注目スイーツだ。

さらに、名前のインパクトが強烈な「ビワカレー(1200円)」など、ここでしか出会えないユニークで美味しいビワグルメが目白押し。ビワピューレを配合した深みのある味は老若男女問わず好きな味だと思う。

まろやかでコクのある旨味はならではの味なので、地元出身の私も強く推薦したい。昔から愛されるカリスマ的な道の駅である『道の駅とみうら 枇杷倶楽部』。次の週末はビワを堪能する旅をしてみるのはいかがだろうか?

道の駅名 『道の駅とみうら 枇杷倶楽部』
住所 千葉県南房総市富浦町青木123−1
営業時間 9:15~17:00
定休日 年中無休


・千葉県市川市『道の駅いちかわ』

都心から一番近い道の駅として全国的に知られる、スタイリッシュな都市型道の駅がここ。単なる休憩スポットにとどまらず、市川市の魅力を発信するアンテナショップや観光案内所としての役割も担う、首都圏ドライブの頼れる大拠点だ!

注目はなんと言っても全国トップクラスの出荷量を誇る梨。直売所エリアには、千葉県内でも有数の産地・市川が誇る「市川の梨」やその加工品がズラリ!

さらに、かつて江戸前の食文化を支えた重要な漁場で採れ、その希少性から幻の海苔と称される市川行徳の海苔など、知る人ぞ知る極上の地元特産品が勢ぞろい。市川市はただ東京に近いだけではないんだぞ!

グルメ&カフェの充実度も超一流! 館内には日本橋浜町の名店「アルポンテ」の姉妹店が入っており、道の駅にいながら本格イタリアンを堪能できる贅沢すぎる体験が待っている。

最後に、世界各国の厳選コーヒー豆を取り揃えたカフェコーナーでは、焙煎したての香ばしく深い味わいのコーヒーを味わえるのも最高だ。都会の洗練された魅力と地元の豊かな恵みが融合した、大満足間違いなしの最新スタイルの道の駅だぞ!

道の駅名 『道の駅いちかわ』
住所 千葉県市川市国分6丁目10−1
営業時間 9:00~22:00(※施設・店舗により異なる)
定休日 年中無休(※月に一度の臨時休館日がある場合も)


・千葉県南房総市『道の駅ちくら 潮風王国』

南房総の最南端近く、太平洋の雄大な大海原が目の前いっぱいに広がる圧倒的なロケーションを誇るシーサイドメガステーションがここ。

広大な芝生広場には、なんと実物の漁船千倉丸がドカンと鎮座しており、船上に登って海を見下ろせる迫力満点のエンタメ空間だ。圧倒的な開放感と海の魅力を余すことなく体感できるぞ!

直売所はまるで魚市場のよう。巨大な生簀(いけす)が中央に鎮座する姿は異様な光景だ。房総名物のサザエやアワビ、伊勢エビ、鮮魚が並んでいるのは南房総のイメージにマッチしているだろう。

他にも自家製干物や南房総のお土産、海を感じるおしゃれな雑貨、カフェまで豊富にそろい、訪れる人の様々なニーズに応える頼りになる兄貴分のような道の駅だ。

そして旅のハイライトとして絶対に立ち寄りたいのが、施設2階にある和食レストラン「旬膳 はな房」。窓いっぱいに輝く太平洋の絶景を眼下に見ろしながらいただく料理は、まさに格別の味わい!

薬味を包丁で叩いて作る伝統のなめろうや、香ばしく焼き上げたさんが焼きなど、本場の味を満喫できる。他にもアワビ、サザエのつぼ焼き、伊勢海老の料理などを心ゆくまで楽しめる房総の海の魅力をすべて詰め込んだ、最高の海辺の道の駅だぞ!

道の駅名 『道の駅ちくら 潮風王国』
住所 千葉県南房総市千倉町千田1051
営業時間 9:00~17:00
定休日 水曜日(※8月・1月~3月は無休で営業)


・千葉県の道の駅とは

千葉県の道の駅は、温暖な気候が育む海産物・農産物の圧倒的な旨味がギュッと凝縮された、最高の体験型アミューズメント拠点。廃校リノベーションから地産地消の温泉付きの道の駅、そして海鮮市場や絶品びわスイーツまで、立ち寄る場所ごとに全く異なる感動が待っているはずだ。

今回の10選を参考に現地のリアルな熱気を感じたい方は、ぜひYouTubeチャンネル『拝啓、道の駅から』の動画も合わせてチェックしていただけると、旅のワクワクが何倍にも膨らむこと間違いなし!

日本の道路がある限り、私たちの道の駅放浪旅はまだまだ終わらない。ぜひ次の週末は、愛車のエンジンをかけて爽快な房総ドライブへ出かけてみて欲しい。そして、もし房総半島に行くときはぜひ一報入れてくれ! 次回のエリア紹介もお楽しみに!!

参考リンク:YouTube「拝啓、道の駅から」
執筆:スーザン。
Photo:Rocketnews24.

▼YouTubeチャンネル「拝啓、道の駅から」をやっています。ここで紹介しきれない千葉県県の道の駅をランキングで紹介しているので気になった方はチェックしていただけると幸いです。1位は君の目で確かめてほしい。

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