ロケットニュース24

肉屋をやめてポテト屋にした店【カンバ通信:第501回】

約1時間前

ジャンボ〜! ケニアのナイロビでタクシー運転手をしているケニア人(カンバ族)のチャオスだよ。


今回も、僕がポテトを食べに行ったお店を紹介したい。


今回のお店の名前は「Cut and Plates Restaurant」。


お店に入ってみると、スタッフのみなさんはとても親切で、あたたかく僕を迎えてくれた。


でも、お店の中を見ていて、僕は少し不思議に思った。


なんだか、普通のレストランとは少し雰囲気が違うのである。


特にお店の正面あたりが、どう見ても「肉屋」のように見えたのだ。


そこで僕はスタッフに聞いてみた。


「もしかして、ここは以前、肉屋だったの?」


するとスタッフは、


「そうだよ。前は肉屋だったんだ」


と教えてくれた。


やっぱり!


しかし、今は肉屋ではなく、ポテトを売るレストランになっている。


どうして肉屋からポテト屋になったのか?


その理由も聞いてみた。


以前、この場所で肉を売っていたころは、あまりお客さんが来なかったのだという。


ところが、不思議なことに、お店に来る人たちからは、


「ポテトはないの?」


と聞かれることが多かったらしい。


肉を売っているのに、みんなが欲しがるのはポテト。


そこでお店の人たちは考えた。


それなら、肉屋をやめてポテトのお店にしてしまおう!


そうしてポテトを売るようになったところ、以前よりもたくさんのお客さんが来るようになったのだという。


なるほど。


お客さんが欲しいものを売る。


とてもシンプルだけど、商売としては正しい判断だったのかもしれない。



そんな話を聞いたら、もちろん僕もポテトを食べてみたくなる。


そこで僕は、ポテトとケニアティーを注文した。


しばらくすると、ポテトが運ばれてきた。


ところが……。


僕は少し気になることがあった。


まず、ポテトの香りがあまり良くなかった。


そして、一緒についてきたサラダも、僕には少し傷んでいるようなニオイに感じられた。


さらにポテトは冷たかった。


僕はやっぱり、できたての熱いポテトが好きだ。


だから正直に言うと、今回のポテトは僕の好みではなかった。


でも!


一緒に注文したケニアティーは違った。


これが、とてもおいしかった!


冷たいポテトを食べながら、僕はケニアティーを飲む。


ポテトについては少し残念だったけれど、ケニアティーは本当においしくて、僕はとても気に入った。


ちなみに値段は、ポテトが100ケニアシリング(約126円)、ケニアティーが20ケニアシリング(約25円)。


合計120ケニアシリング(約151円)だった。※1ケニアシリング=約1.26円で換算。



肉屋としてはお客さんが少なかった。


でも、みんなから「ポテトはないの?」と聞かれたのでポテト屋に変えてみたら、お客さんが増えた。


そんなお店の歴史は、とても面白いと思った。


今度行くことがあったら、僕は熱々のポテトが食べたいな。


それでは、またね。


クワヘリ!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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