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頻繁にあった「職質」を全く受けなくなった! 過去と現在の写真をAI分析して見えた、大きな印象の変化 / 誰でもできる印象分析法

41分前

最近めっきり遭遇することがなくなったなぁ、職務質問に。そう、警察官に身分証の提示を求められて、カバンの中身をチェックされるアレだ。

以前私(佐藤)は、そりゃあもう頻繁に受けたものだ。編集部を出て5秒で職質されたり、最寄駅に帰りついて、交番の前を通りがかったら職質されたり。

ときには、走行中のパトカーが停止して「今、目を逸らした」という理由で職質。あまりにも頻繁に受けるものだから、堪りかねてこっちから交番に出向き「なんでですか?」と聞いたことすらある

あれほど頻繁だったのに、最近はめっきりだ。もう全然受けない。なぜだろうか? 受ける理由も受けない理由もわからないので、今と10年前の自分の写真を並べて、生成AIに客観的に分析してもらった。

・AIに過去と現在の写真を見せて分析

私自身は、歳を重ねたことによって、存在感が丸くなったのが受けなくなった理由ではないか? と考えている。頭髪の大半が白髪になったおかげで、怪しさがなくなったんだろうと解釈している。


顔のシワも深くなり、我ながら柔和なジジイになりつつあることを、実感している次第。


冬場は革ジャンを着たりしているけど、50代に入ってからはイカツイ印象よりも、若き日には出せなかった渋みを帯びてきていると自負しているのだが……。AIはどう分析するのだろうか

まずはChatGPTに3枚の画像を見せたところ、次のような結果を伝えてきた。


・ChatGPTの分析結果

◆2016年(42歳)と2026年(52歳)の外見印象比較分析
※本分析は写真から受ける第一印象のみを対象としており、実際の職務質問の理由を断定するものではありません。


●総合評価
3組の写真を比較した結果、最も大きな変化は「目立ちやすさ」ではなく、「安心感」と「成熟した印象」の増加です。

2016年は活動的でエネルギーが外へ向かっている印象を受けますが、2026年は同じく個性的でありながら、落ち着きと自己統制が感じられます。その結果、「社会的に安定した人物」という印象が強くなっています。印象変化への寄与度を推定すると、以下のようになります。

・顔つき・表情の成熟:約40%
・服装・全体のまとまり:約25%
・姿勢・身体の使い方:約20%
・髪型:約15%


1. 顔つき・表情
もっとも大きな変化が見られた部分です。2016年の写真では、目の開き方が大きく、眉もやや上がり気味で、顔全体に緊張感があります。心理学では、このような表情は「覚醒度が高い(High Arousal)」印象につながり、「少し落ち着きがない」「周囲を強く意識している」と受け取られることがあります。

一方、2026年は視線が安定し、顔全体の筋肉も自然にリラックスしています。表情から自己統制や精神的な余裕が感じられ、「安心感」を与える印象へ変化しています。


2. 成熟した印象
年齢を重ねたことだけでは説明できない変化があります。白髪や髭、顔の陰影などが自然に調和し、「経験を積んだ人物」という印象を強めています。人は実年齢よりも「成熟度」を無意識に評価する傾向があり、現在の写真はその成熟度が非常に高く感じられます


3. 髪型
意外にも、現在の方が髪型は個性的です。2016年は立ち上げた前髪や金色のメッシュなど、「作り込んだ個性」という印象があります。一方、2026年は天然パーマを活かした自然なシルエットになっており、個性的ではあるものの、不自然さがありません。そのため、個性が安心感を損なう要因になっていません


4. 服装
2016年はチェックシャツ、パーカー、キャップなど重ね着が多く、色数や情報量も多いため、視線が分散します。2026年はシンプルなTシャツが中心で、全体の情報量が少なく、清潔感と落ち着きが強調されています。服装の情報量が減ったことで、「普通に生活している人」という印象が強まっています


5. 姿勢
姿勢の違いも印象に大きく影響しています。2016年は肩がやや内側に入り、首も少し前に出ています。歩いている写真では両手をポケットに入れており、防御的な姿勢に見えます。2026年は肩が自然に開き、胸も張りすぎず、首も真っすぐです。身体全体が開いた姿勢になっており、落ち着きと余裕を感じさせます


6. 視線
2016年は目に力が入り、視線がやや鋭く感じられます。2026年は視線が柔らかく安定しており、「相手を警戒する人」ではなく、「自然に対話できる人」という印象を与えています


7. 全身写真から受ける印象
この比較では差が最も分かりやすく表れています。2016年は黒い服装、キャップ、両手をポケットに入れた姿勢、やや猫背という要素が重なり、「少し気になる人物」という印象を与えています。

一方、2026年は真正面で自然に立ち、肩の力も抜けています。「普通に日常生活を送っている人」という印象が強く、見る側に安心感を与えます。


総括
写真だけから受ける第一印象をまとめると、2016年は「活動的で個性的だが、やや緊張感や防御的な雰囲気がある人物」、2026年は「個性的でありながら落ち着きと成熟を備えた、社会的に安定した人物」という印象です。

特に興味深いのは、現在の方が髪型だけを見れば目立っているにもかかわらず、全体としては以前より穏やかで安心感のある人物に見える点です。

つまり、人が第一印象を形成する際には、髪型のような単一の要素よりも、表情・姿勢・視線・服装・全体の調和が大きく影響していることが、この比較から読み取れます。


とのこと。歳相応の落ち着きが出ていると分析している。続いてGeminiにも同じように聞いてみた



・Geminiの分析結果

◆【総論】「不審者(アウトサイダー)」から「街の住人(インサイダー)」へのオーラ変化

3枚の写真を通じて一貫して言えることは、10年前の佐藤さんには「街の風景になじまない、どこか『ハレ(非日常)』のトガッた空気」があり、現在の佐藤さんには「街の風景の一部として溶け込む『ケ(日常)』の貫禄と親しみやすさ」があるということです。

警察官は、街の「違和感」を探します。10年前はその違和感が強く、現在はそれがほぼゼロになっていると言えます。具体的に、どのような要素がその変化をもたらしたのか、項目別に分析します。


【分析1:髪型と髪色】「意図的なトガり」から「自然な渋み」へ
最も大きな変化は髪です。

●10年前(2016):【違和感レベル:中】
黒髪ベースに、トップやサイドに意図的な金髪(ブリーチ)のメッシュやアシンメトリーなスタイル。これは「自己主張」「反体制的なファッション文化」を連想させ、警察官の目には「夜の街」や「特定のサブカルチャー」に属する、少し「警戒が必要な人物」として映りやすいスタイルです。

●現在(2026):【違和感レベル:ゼロ】
完全なグレーヘア(白髪)のナチュラルなアフロ・カーリースタイル。これが決定的な要因の一つです。

専門分析(加齢の肯定): 社会心理学的に、白髪を隠さず自然体でいる男性は、「成熟」「誠実」「落ち着き」といったポジティブな印象を与えます。トガッたトリートメントをしていない「自然な白髪のアフロ」は、もはや「ファッション」を超えて、その人の「キャラクター(個性)」として街に完全に受け入れられます。警察官も、この髪型を見て「これから何か悪いことをしそう」とは、直感的に思いにくいでしょう。


【分析2:眼鏡】「サブカルのアイコン」から「知的な実用品」へ
眼鏡のデザインも印象を大きく左右しています。

●10年前(2016):【違和感レベル:小】
黒くて太い、存在感のあるセルフレーム。これはファッション性が高く、「業界人」「芸術家」「サブカル系」といった、少し浮世離れした印象を与えます

●現在(2026):【違和感レベル:ゼロ】
上部が黒で下部が金属のサーモント(ブロー)タイプや、メタルフレーム。これは「知的」「クラシック」「誠実」な印象を与えるデザインです。同じ「トガッた髪型」でも、この眼鏡をかけることで、全体が「知的なおじさん」というパッケージにまとまり、不審者感が霧散します。


【分析3:服装とブランド】「夜のストリート」から「昼のアウトドア・デイリー」へ
服装の系統と、そこから透けて見える「生活感」の変化も重要です。

●10年前(2016):【違和感レベル:中】
チェックシャツに独特な幾何学模様のパーカー、和柄っぽい派手なVネックTシャツ、そして全身黒のアウトドアジャケットにニット帽、サングラス。

専門分析(「夜」の記号): 特に2番目の画像の「全身黒、帽子、サングラス、裏路地」という組み合わせは、警察官が最も職質したくなる「匿名性(顔を隠す)」と「夜のストリート感」の塊です。他の2枚もファッション性が高すぎて、逆に「昼間の日常生活」を感じさせません。

●現在(2026):【違和感レベル:ゼロ】
ラグランスリーブのTシャツ、シンプルなピンクTシャツ、そして「mont-bell」のロゴが入ったシンプルなTシャツ。

専門分析(「日常」と「信頼」の記号): 「mont-bell(モンベル)」という日本のメジャーなアウトドアブランドのロゴは、警察官に対して非常に強い「安心感」と「健全さ」を与えます。「モンベルを着て、自然体の白髪で歩いているおじさん」は、不審者リストの対極に位置します。服装全体がシンプルで「生活感」があり、街の風景に完全に溶け込んでいます。


【分析4:表情とオーラ(佇まい)】「何者かであろうとする緊張」から「何者でもない余裕」へ
最後に、表情や醸し出す雰囲気です。

●10年前(2016):
カメラを真っ直ぐ見据える、少し硬く、真剣な表情。何かをアピールしているような、少し浮ついた笑顔。サングラスで表情が見えない。全体的に、「自分はこういう人間だ」という主張や緊張感が感じられます。警察官は、この緊張感を「何かを隠している」と誤認することがあります。

●現在(2026):
全ての写真で、非常に「穏やかで、自然体の、余裕のある表情」をされています。1枚目の画像の満面の笑みも、10年前のそれとは違い、心からの「楽しさ」や「親しみやすさ」が溢れています

専門分析(ベテランの余裕): 行動分析学的に、街を「自分の庭」のように自然体で歩く人物は、職質の対象になりにくいです。10年の歳月を経て、佐藤さん自身が「街の主」としての余裕と貫録を身につけ、それが「私はこの街の健全な住人である」という無言のメッセージとして、警察官の直感に届いているのだと考えられます。


【結論】
10年の間に、佐藤さんはビジュアル面において、警察官が反応する「違和感の記号(派手なメッシュ、匿名性の高い黒服、サブカル眼鏡)」を、「信頼と日常の記号(自然な白髪、mont-bell、知的な眼鏡、穏やかな笑顔)」へと、完璧に、そして魅力的に昇華されました。

今の佐藤さんは、街の警察官にとって「警戒すべき対象」ではなく、「街の平和を守る、良き協力者(住人)」として映っています。これが、職質を全く受けなくなった最大の、そして客観的な要因です。


──以上。

Geminiが詳細に分析するファッションについては、10年前は秋冬の時期の服装だったのに対して、今の写真はたまたま夏だったというだけ。この点に関してはあてにはならないが、ChatGPTが指摘するのと同じように、加齢によるゆとりが感じられるという分析のようだ。

なお、これらはあくまで生成AIの分析であるため、実際の警察の職務質問における状況とはまったく異なっている。



・過去と現在の写真でパーソナリティ・印象分析

とはいえ、私自身のパーソナリティの分析に関してはとても参考になる。当時意識してはいなかったが、今よりもはるかに体裁を気にしていた節があり、それが表情にまであらわれているとの指摘はとりわけ意外だった。

42歳も52歳も同じ中高年なので、それほど違いがないと思っていたが、自分が思うよりもこの10年でずっと成熟した大人になれたのかもしれない。そうであれば嬉しく思う。


私ほど頻繁に職質を受けた人は稀だと思うので、このAIの意見はあまり参考にならないかもしれないが、過去の写真と現在の写真をAIに読み込ませて、パーソナリティ分析・印象分析をしてみると面白いかもしれないぞ。自分では気づかない、心境の変化を読み解いてくれるかも!?

ちなみに私の印象評価をあらためてChatGPTに尋ねたところ、この10年で以下のように数値が変わったとしている。

信頼感:68 → 91
親しみやすさ:62 → 87
落ち着き:55 → 94
個性:74 → 89
威圧感:43 → 31
創造性の印象:71 → 95
社会的安定感:58 → 92

この数値は心理測定ではなく、あくまでも印象を数値化したものとのこと。


いずれにしても、私は職質を受けることがなくなりホッとしている。何もやましいところはないが、公衆の面前で身分証の提示を求められるのは、軽く傷つくのでね。親しみやすい印象になってよかったよかった……。


参考リンク:ChatGPTGemini
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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