
コロナがひと段落してからというもの、空前の勢いで「インバウンド需要」が高まっている。円安の影響はもちろんあるのだろうが、都心を歩いてインバウンド客を見かけないことは1度もない。
そのインバウンド需要に企業が目を付けるのは当然であり、街の至るところで外国語を見かける。例えば新宿歌舞伎町で発見した三田製麺所の『WAGYU RAMEN』もその1つだ。
・三田製麺所
東京都を中心に50店舗以上を展開する三田製麺所。名物は濃厚魚介豚骨スープとムチムチ極太麺の「つけ麺」で、ラーメン屋というより「つけ麺屋」と認知している方が多いのではないだろうか?
つけ麺と同じくらい唐揚げが美味しいことはさておき、三田製麺所の歌舞伎町店の前を通りがかった際、発見したのが『WAGYU RAMEN』のポスター。ほう、和牛ラーメンだと?
該当のポスターには日本語表記が無かったため、完全にインバウンド需要を見込んだ商品なのだろう。また三田製麺所の公式サイトにも記載は無かったため、おそらく店舗限定の商品だと推測される。
・1杯2380円
和牛ラーメンの価格は2380円なので、名物のつけ麺が2人前食べられる計算に。おそらくインバウンド客以外はほぼ注文しないと思われるが、ちょっとだけ気になる……。
というわけで、物は試しで『WAGYU RAMEN』を食べてみることにした。価格は先述の通り1人前2380円であるが、和牛は1枚1480円で追加も可能とのこと。1つ1480円のトッピングとは恐ろしい。
・食べてみた
で、しばししてやって来た『WAGYU RAMEN』は、ラーメンにドーーンと和牛、その上に卵黄がのった高級感あふれる一杯。ネギやメンマなどの具は、別皿で提供されるスタイルであった。
まずはスープから飲んでみると、こちらは三田製麺所お得意の魚介豚骨スープで抜群の安定感。ツルツル & モチモチの麺との相性も良く、ここまでは「いつも通りの美味しいラーメン」といったところだ。
そしてメインの和牛はというと「そりゃ美味しいですよね~」としか言えない圧倒的なウマさ。A5ランクの和牛は脂の甘みがとんでもなく「オーマイガッ!」と口走りそうになるわかりやすい味わいである。
さらに和牛に添えられたトリュフをスープに溶かすと、高級感マシマシのスープに様変わり! 完全にメインイベンターと思われていた和牛に負けないほどトリュフの存在が際立っていた。
・トリュフ効果
結果的に『WAGYU RAMEN』は値段が張るのにも納得のクオリティであり「ただ和牛をぶっ込んだラーメン」ではなかった。素材の良さを考えれば、妥当な価格設定なのかもしれない。
まあそれでも個人的には1杯の『WAGYU RAMEN』よりもつけ麺2人前を選んでしまうが、日本を代表するグルメである「ラーメン」と「和牛」を同時に食べられることはインバウンド需要があるのだろう。
おそらくしばらくの間はインバウンド需要がこれまで以上に高くなるハズ。それに伴い三田製麺所の『WAGYU RAMEN』のように、インバウンド向けメニューも多く開発される……のかもしれない。
・今回訪問した店舗の情報
店名 三田製麺所 歌舞伎町店
住所 東京都新宿区歌舞伎町1丁目14-3第103 東京ビル1,2F
時間 月~木 11:00~27:00(L.O.26:45)金・祝 11:00~6:30(L.O 6:00)土 10:00~30:30(L.O 30:00)日 10:00~27:00(L.O 26:45)
定休日 不定休
参考リンク:三田製麵所
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.