ついに本日(2026年7月24日)より『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』が公開となった。この日を待ちわびていたファンのひとりである記者も「ウラ~~!」とゴキゲンに、朝イチの上映に駆け込んだ。

原作を読んでいるため内容についてある程度把握していたが、映画だからこそできるオリジナルシーンが追加されていたりしてサイコー(エヘヘ)だった。もちろん、ちいかわの「ち」の字も知らなくても十二分に楽しめる、かなり凝ったストーリーなので安心してくれよ……な!! 

・満を持しての映画化

『ちいかわ』について、今さら説明する必要もないだろうか。イラストレーターのナガノさんがX(旧Twitter)にアップしている漫画の、タイトル及び主人公の名称だ。正しくは「なんか小さくてかわいいやつ」で、それを短縮して「ちいかわ」と呼ぶ。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、主要キャラクターたちが人魚のいる島に行き大冒険をするというストーリー。Xで長期にわたり連載された、あの作品である。基本的に『ちいかわ』は1話、もしくは数話で完結するため、当時「なんか長くて映画化しそうなやつ」と思っていた読者も少なくないだろう。

まさに、満を持しての映画化だ。タイトルにある通り、ある秘密が眠る島で、その内容が衝撃的なので是非自身の目で確かめてほしい。

大人気作品ゆえに、チケットやグッズ購入に際し映画館も万全の態勢で臨んでくれていた。混雑緩和のため、席を確保できる日時をほかの作品とずらして設定してくれていたり(それでもサイトは混雑していて繋がるまで1時間待ったが)で、安心して公開初日を迎えられたことも嬉しい。

そんなこんなで足を踏み入れた、朝イチの映画館。夏休みなので子どもも多いかと思っていたが、客席はほぼほぼ大人。改めて『ちいかわ』を支える層の厚さを感じた。

・映画だからこそできる表現

上映が始まってまず驚いたことは、スケールの大きさだ。『ちいかわ』はアニメでも見ているので、映像化しようとも今さら衝撃を受けることはないだろうと、高を括っていた。がしかし、とんでもない。

映画だからこそできる背景の作り込みと、情景表現の美しさ。新キャラに声が入ることでの臨場感など挙げればキリがなく、うさぎでなくとも、イヤッハァァァァァァー! と叫びたくなるクオリティの高さだった。映画ちいかわ……すごいすごい!! 

また原作から削られたシーンもあれば、映画用に増えた(膨らませた)シーンもある。原作を追ってきた人はその答え合わせとして、初見の人は純粋に、それぞれの楽しみ方ができると感じた。

・歌が良い

また本作では、歌が多く登場する。声と音楽が付くことによって、原作の文字だけを追っていた時よりも、一気に世界が広がる感じがした。ちいかわ(というかハチワレ)たちの、そして島民や人魚たちの歌声を聞くためだけでも映画館に行く価値があるだろう。

映画のために、ナガノさんが書き下ろした歌もとても良い。例によってよくわからない点をつつく独特な歌詞だが、映画の雰囲気にピッタリ合っていて、まるでずっと昔から知っている童謡のような気すらしてくるから不思議だ。

はじまりから終わりまで、大満足であっという間だった『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。入場者特典も今後新しいものが出そうな雰囲気であるし、これはもう何度か見に行くしかないかもしれない。今日の日はさようなら、またあう日まで。

参考リンク:映画ちいかわ 人魚の島のひみつ
執筆:K.Masami
Photo:RocketNews24.

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