先日、人生で初めて奄美大島に上陸した私(耕平)。鹿児島県に属しながら沖縄にほど近い亜熱帯の島。前々から気になっていたものの、なかなか訪れる機会がなかった場所だ。

到着した日の夜、中心街がある名瀬をブラブラしていたところ、緑色の輝きを放つスーパーが目に飛び込んできた。その名も……


『グリーンストア』


調べてみると、どうやら奄美大島を中心に数店舗を展開する地域密着型スーパーらしい。しかも24時間営業。離島のスーパーが24時間って、もうその時点でただ者じゃない。

果たして、どんなご当地スーパーなのか? 入ってみたら奄美に全振りしていたので、その店内をレポートしていこう!

・夜なのに煌々と光るスーパーを発見

奄美大島の中心地、名瀬にある入舟町。飲食店や居酒屋が立ち並ぶエリアを歩いていると、それがグリーンストアの入舟本店だった。


外観はいたってシンプル。白を基調とした建物に、緑色の看板がドンと掲げられている。

それにしても1番最初に驚いたのは、24時間という営業時間。奄美大島は人口約6万人の島だ。東京なら24時間営業のスーパーは珍しくもないが、離島でこれをやっているのは相当すごい。


それだけ需要があるということなのだろう。深夜まで島民の生活を支え続けているグリーンストアは、もはや「島のインフラ」なのかもしれないと思ったのが、第一印象だ。


そんな期待を胸に自動ドアをくぐると、目に飛び込んできたのは色鮮やかな島の食材たち。


入口から数歩で「ここは内地(本土)のスーパーとは違う」と確信した。全国のスーパーにもある有名メーカーの商品はもちろん、奄美ならではの食品がズラリ。


もうこの時点で、見慣れているスーパーとは別世界の雰囲気を醸し出している。期待に胸を膨らませながら、店内をじっくり物色していくことにした。


・島の食材がこれでもかと並ぶ店内

まず目に留まったのが、乳製品飲料のコーナーだ。奄美大島原産の「ミキ」だけでも数種類置いてある。


奄美産の野菜も豊富だし……


鮮魚コーナーも「エラブチ」「シビ」「ハージン」「ホタ」など、聞き慣れない名前の魚で溢れている。


奄美群島でしか作られない、黒糖焼酎コーナーも島の地酒がズラリと並んでいた。


鹿児島と沖縄が産地の「たんかん」の生搾りジュースも店内で購入できる。


なのに「成城石井」のコーナーもある。島のスーパーで、これは嬉しい。


・お惣菜コーナーも全力で奄美してた

ここまででも十分お腹いっぱいなのに、さらに注目すべきはお惣菜コーナーだった。


まずは、奄美の郷土料理「あずきがゆ」。私が来店したのは午後2時くらいだったが、すでに半額で販売されていた。


同じ郷土料理の「豚みそ」も、なんと半額!


そして奄美といったら「鶏飯(けいはん)」。こちらも半額までいかないものの、30%引きで販売。


お惣菜なので、もう少し時間が経てば半額になるのだろう。私の近所のスーパーでは、だいたい夕方くらいから割引が始まるが、午後2時でこの割引はすごい。


黒糖をふんだんに使用した、菓子類も豊富だ。


その中でも気になったのは、グリーンストアオリジナルの「黒糖ふくれ」


どんな味がするんだろう……せっかくなので、購入してホテルで食べてみた。


すごいボリューム。黒糖版のシフォンケーキみたいな味わいで、1個で十分お腹いっぱいになった。


──そんなわけで、奄美大島のローカルスーパー『グリーンストア』は、島の食文化が凝縮された最高のスーパーだった。島豆腐、黒糖、ミキ、鶏飯などなど……内地では滅多におめにかかれない食材が、ここでは当たり前のように棚に並んでいる。

しかも24時間営業。深夜に「あ、島豆腐食べたい」と思っても買いに行ける。マジで奄美大島の島民が羨ましいと思った次第である。また奄美大島を訪れる機会があれば、絶対に立ち寄るだろう。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 グリーンストア 入舟本店
住所 鹿児島県奄美市名瀬入舟町18-21
時間 24時間営業
定休日 年中無休

参考リンク:グリーンストア
執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.

▼入舟本店はダイソーも併設されている