
セブンイレブンの『塩むすび』が好きな私(中澤)。正直、具が入っているおにぎりよりも圧倒的に買う頻度が高い。地味にウマイよな。そんなセブンの塩むすびの原材料名を見ていると、あることに気づいた。うるち米、食塩は分かるんだけど、調味酢と植物油脂が入っているのである。白米なのに?
そこで米と塩と酢と植物油を用意。材料の画像と共にGeminiに「この材料でセブンイレブンの「塩むすび」を再現するレシピを教えて」と聞いてみたところ、「材料のチョイス、素晴らしいですね!実は……」と衝撃の再現レシピを教えてきた。マジかよ!
・衝撃の作り方
「セブンイレブンの『塩むすび』のあのツヤ、冷めても一粒一粒が口の中でほろっと解ける食感、そしてほんのりとした旨味を再現するのに、お酢とキャノーラ油は絶対に欠かせない秘密の隠し味なんです」とGemini。ほうほう。して、その隠し味を入れるタイミングはと言うと……
全部、炊飯時に入れる。
食用油と酢を入れて炊くだけでも目からウロコの隠し味なのに、塩まで一緒にぶち込むの!? だが、Geminiいわく、塩を炊飯時に入れることで中まで均一に塩味が行き渡るのだとか。そして、炊きあがったご飯を握れと言うのである。
その発想なかったわ。ただの塩むすびなのに、おにぎりの常識を覆す作り方である。そこであえてAI再現レシピの詳細通りに試して検証してみることにした。
・「セブンイレブン塩むすび」のGemini再現レシピ
【材料】
米:2合
水:2合の目盛りよりほんの少しだけ少なめ
日清キャノーラ油:小さじ2分の1
ミツカン 穀物酢:小さじ2分の1
食卓塩:小さじ3分の2(炊飯用)+ 握る際の手塩として少々
【作り方】
1. 米を洗って、水を気持ち少なめ(1〜2mm下くらい)まで入れる
2. 植物油、酢、塩を全部入れて全体を均一に軽くかき混ぜる
3. 炊飯ボタンピッ!
4. 米が炊けたらすぐにフタを開けて底からさっくりと切るように混ぜる
5. おにぎりを握ったら完成
・食べてみたら
なお、握る時の塩は好みらしい。それよりも、「『少し形が崩れそうかな?』と思うくらい優しく握るのが、再現度を120%にする最大の秘訣」とのこと。そこでさっそく食べてみた。パクッ!
セブンの風を感じる!!
ひと口目で衝撃が走った。粒立ちの良いほぐれ方に確かにセブンイレブンの塩むすびがオーバーラップする。少なくとも、普通に炊いた米で作ったおにぎりよりは確実にセブンイレブンの塩むすびに近い。
また、私は一旦塩をつけずに握ったのだが、ほのかにだがちゃんと塩味もついている。セブン関係なくおにぎり用なら塩先入れも結構ありだと思った。
・モノホンと食べ比べ検証
単品で食べると確かにセブンイレブン塩むすびを感じるこのレシピ。そういう意味では1つ目のハードルは越えていると言えるが、じゃあモノホン相手でもGeminiの再現セブン塩むすびはやれんのか? おい! やれんのかって!! セブン塩むすびを食べてみたところ……
酸っぱ! 酸味の強さにまずビビった。さらに、セブン塩むすびは米がもち米みたいなくらいモチモチに感じる。セブンの塩むすびを食べても衝撃が走った。え? こんな味でしたっけ?
普段は普通に食べていたけど、今回は酢飯かってくらい酸っぱく感じた。むしろ、想像上のセブンイレブンの塩むすびの味はGeminiの再現レシピの方が近いくらいである。
おそらくだが、この現象は質感が近づいたからこそではないだろうか。食べ比べることによって違いの解像度がより鮮明になった印象を受けた。
念のため、おにぎり好きでセブンイレブンの塩むすびをよく食べるというGO羽鳥にも食べ比べてもらったところ、ひと口目感動からのセブンの味に衝撃を受けるという私と全く同じ反応を示した。やはり単品で食べると米のほどけ方にセブンを感じるのだ。
・セブンの霊圧は感じる味
そんなわけで、モノホンとはやれなかったGeminiの再現セブンレシピだが、セブンイレブン塩むすびの霊圧は感じる味だったと言って良かろう。
なお、どちらがウマかったかについては、私はセブン派だけどGO羽鳥はGemini再現レシピ派、ついでに食べたYoshioもGemini再現レシピに軍配を上げた。2対1でモノホンが負けたことを考えると、セブン関係なしの味勝負では十分やれているように感じたことも追記しておきたい。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼セブンかどうかはさて置き、ひと口目のウマさには全員が衝撃を受けていた
▼Geminiが言うそれぞれの調味料を炊飯時に投入する理由