
ジャンボ〜! ナイロビでタクシー運転手をしているカンバ族のチャオスだよ。今日はランチで入ったレストランの話をするね。
その店の名前は「Taste the Soul of Africa」。アフリカの魂を味わえ、みたいな意味である。なんだか良さそうだろう?
店に入ると、スタッフはとてもフレンドリーだった。でも話してみると、みんなケニア人ではなくて、コンゴ出身の人たちだったんだよ。
・コンゴの男はポテトを食べない
僕はいつものクセで、「ポテトある?」と聞いた。するとスタッフのひとりが、ちょっと面白いことを教えてくれたんだ。
「コンゴではね、男はあまりポテトを食べないんだよ」
「え、なんで?」と聞くと、
「ポテトは軽い食べ物だからね。男には軽すぎるんだ。もっとお腹にたまる重い料理が好きなんだよ」
なるほど……文化の違いである。
そして「じゃあコンゴ料理を食べてみなよ」と言われて、出てきたのがウガリ(トウモロコシの粉を練った主食)と、ほうれん草入りの牛肉だった。
牛肉はスープなしで、かなりドライな仕上がり。見た目はシンプルだった。
食べてみると──
牛肉はめちゃくちゃウマい。しっかり火が通っていて、味も濃くて最高だった。
ただし、ウガリが重い。
とにかく重い。
食べても食べても減らない感じがする。お腹にズシンとくるんだ。
全部食べ終えたあと、スタッフがニヤッとして僕に言った。
「どう? ケニアの料理との違い、わかった?」
僕は正直に答えた。
「わかったよ。ケニアの料理は少し軽め。でもコンゴ料理は重くて、しっかりしてる。でもどっちもウマいね」
そんな感じで、異文化ランチをしっかり体験したのである。
ちなみにこの日のランチは150ケニアシリング(約180円)だった。僕的にはちょっと高めに感じたけど、この体験込みならアリだと思う。
ポテトが軽いと言われたのは初めてだったけど、たしかに食文化って面白いよね。
またひとつ、知らない世界を知った気がするよ。クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼コンゴ料理、重い!
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