昨年、西友を買収した九州発祥のディスカウントストア「トライアル」は都内での勢力を徐々に拡大している。イオングループの「まいばすけっと」に対抗した「トライアルGO」なんかはいい例だ。

東京・小平市には傘下の西友との複合店舗「トライアル西友」をオープンさせたのも記憶に新しいところだが、現地の冷凍たこ焼きコーナーが圧巻で思わず震えてしまった。それもそのはず……

西友のPBたこ焼き、それからトライアルPBたこ焼きに並んで……


とあるたこ焼きがラスイチまで爆売れしていたのである! 40個入りで値段を見たらなんと429円!! つまり1個あたりは……


約10.7円と激安なのだ……!!!!


記憶が正しければ、これは自分史上もっとも安い冷凍たこ焼き。15円を切るだけでも安いのに1桁さえも見える位置にいるから、いかに価格破壊しているのか分かるだろう。


震えつつ商品の詳細を確認すると、製造は広島県の岡本食品株式会社、そして販売は福岡県の株式会社フーズコムだった。

ちなみにこの冷凍たこ焼きコーナーをチェックしたのは二度目で最初は完売していた。これだけでも相当な人気ぶりがうかがえる。

ただ、問題はそのお味。安かろう悪かろうの時代じゃないのは百も承知だが、上の価格帯も存在する以上しっかりジャッジしなくてはいけない。

サイズとしては1個あたり20gでオーソドックス。たこ焼きの底は平らなUFO型で、見た目的にはよくあるタイプである。


レンチンで作ること数分。つまようじを刺すと皮がザクッとした感触で、中の方はトロッとしていて王道だ。

でもって、タコの大きさはまぁ普通。口の中にダシの味が広がっていったところで、なんとなくどこかで食べたことあるような……そんな気持ちに襲われた。こ、これはあれだ……!


皮がどこかカリッと独特で「揚げ」を感じるあたり、ドンキで売ってたもの(購入当時1個あたり12.35円)に違いない。そう思って調べたところ、やはり同じ岡本食品株式会社が製造していた。

加えてベルクのものも皮に特徴があったような……と思ったら、これまた岡本食品株式会社が製造。記憶にあるだけでも3回目の登場だから、今後も顔を合わせることがありそうな気配である。


単体としてはめちゃくちゃ美味しいってレベルにまではいかないのが正直なところだが、たこ焼きはもともとそんなもん。ソースやマヨなどをつけたらしっかり美味しくなるから、これはお値段以上だと言っていい。

むしろ1個あたり約10円ということを考えたら、これ以上を望む方が無茶ブリみたいなもの。実際に売れまくっているのが答えだし、いずれにしても約10円は強いから冷凍庫にストックしといて損はないだろう。

執筆:原田たこし
Photo:RocketNews24.