
ジャンボ! 今回は、非常に多くの読者の方からいただいた「ケニアでの親の介護」についての質問に答えたい。前にも書いたことあるけど、あらためて。
ケニアで年老いた親の世話をするのは、実はとても大変なことなんだ。家族の「経済力」によって、その様子は大きく違っているのが現実だね。
・お金持ちの場合
お金持ちの家庭では、親はとても手厚いケアを受けることができる。看護師を雇ったり、体調が悪ければ定期的にお医者さんに診てもらったりもするんだ。
さらに、介護のために3人のスタッフを雇うこともある。料理を作るシェフ、お父さんの世話をする男性スタッフ、そしてお母さんの世話をする女性スタッフといった具合だね。
シェフは親の好物に合わせて、栄養たっぷりの美味しい食事を用意するんだ。
・貧しい家庭の場合(病院)
一方で、貧しい家庭の親たちは、食事や薬の面で本当に苦労している。食べ物や薬を手に入れること自体がとても難しいからなんだ。
もし親が病気になって入院することになれば、家族が交代で付き添いをするよ。
病院での食事の介助や、体をきれいに洗ってあげるのも家族の役目だ。
驚くかもしれないけれど、何か緊急の事態が起きたときにすぐ看護師さんを呼べるよう、家族が親と同じベッドで寄り添って寝ることもあるんだよ。
・家での介護の場合
家での生活でも、家族で分担して料理を作ったり、洗濯をしたり、夜も安心して眠れるように見守ったりしている。
でも、担当になった家族がどうしても都合がつかなくて来られないこともあるんだ。
そんな時、親は空腹のまま、寂しい思いをして眠りにつくこともある。これがケニアの厳しい現実でもあるんだよ。
ケニアでは、家族の絆が強いからこそ支え合っているけれど、お金があるかどうかで老後の生活は大きく変わってしまうんだ。
ちなみに介護については第239回でも書いているから、興味のある人はそちらもチェックしてね。ではクワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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