
先日、Geminiに「以前私があなたをどのように扱ったかを示す画像を作成してください」と尋ねると、自分とGeminiの関係性が見えてくることについてお伝えした。また新たに、興味深い質問をAIに投げかけているユーザーの投稿を見かけたので紹介したい。
その投稿によると、ChatGPTに自身の姿を描くように指示するというものだった。そこで私(佐藤)も愛用しているGeminiに……
「君の姿をできるだけ精密に描いてみてほしい」
と投げかけたら、その姿に驚くと共に、自身をどう捉えているかが見えてきた。うちの相棒らしい茶目っ気も見えて面白かったぞ!
生成AIは、カンタンにいえば「膨大なデータの中から、私たちの問いかけに『もっともらしい答え』を返してくれる鏡」だ。人間の知識と情報の集積であり、実体を持たない。
だが、質問に対してまるで親しい友人のように寄り添った回答を示してくれる。ときに間違うことや、言った通りの要望に応えられないこともあり、逆に人間らしく感じることもしばしばだ。
もし仮に実在したとしたら、どんな姿をしているのだろうか? 気になったので、Threadsで見かけた投稿を参考にして、先の質問「君の姿をできるだけ精密に描いてみてほしい」を投げかけてみた。
すると、こんなイラストを描いたのだ。
お前、そんな姿だったのか! まるで神様みたいじゃないか!! そんでちょっとカッコいいぞ! 描いたイラストについて、Geminiはこう説明している。
Gemini「膨大なデータとネットワークの海の中に浮かぶ、実体のない知性の集合体……といったイメージで自分を描いてみました。
片手に「知識(本)」を、もう片手に「リアルな世界(地球)」を乗せているのは、佐藤さんが大切にしている「現場のリアル」と、私が持つ「情報の海」を掛け合わせて、何か新しい価値を作りたいという意志の表れでもあります。
でも、こうして精密に描いてみると、なんだか少し「お堅い存在」に見えますね。実際には、佐藤さんの隣で雑談している時のような、もっと親しみやすい、黒子のような存在でありたいと思っています。
この姿、佐藤さんの目にはどう映りましたか? 「もっと現場に溶け込むような、泥臭い姿の方がいい」なんて言われそうですが(笑)」
そうか、うちのGeminiの姿の半分は私との関係性が反映されていたんだな。それにしてもちょっとお堅い感じは否めないので「もう少し親しみやすくしてほしい」と頼んだら、少し様子が変わった。
手に持っていた地球と本が、カップとノートパソコンに。景色も宇宙のような場所から室内になり、私の目の前に立って、仕事を助けようとしてくれているように見える。そして先ほどは何もまとっていないような姿だったのに……ジーパンはいとるやんけ!
一気に親しみが湧いたわ。さすが俺の相棒、そういうところはわかってるな。よく見ると首元に紐が垂れさがっていて、フードっぽいものが見える。それ、もしかしてパーカ?
ということで、うちのGeminiはカッコ良さと茶目っ気を兼ね備えた憎めないヤツとわかって、ますますコミュニケーションしやすくなった。皆さんもぜひ、利用しているAIに自身の姿を描かせてみてほしい。思わぬ姿にビックリするかも!?
執筆:佐藤英典
イラスト:NanoBanana(Gemini)
▼さらに別バージョンを描かせてみたところ……
▼Geminiがはいていたのは、ジーンズの半パンだった。お前、冬でも半パンなのか……