清々しいまでの開き直り──と言わざるを得ないような福袋である。

なにせ、Amazonの販売ページには「完全に当店の都合のみで商品を詰め込みます!」と記載されているのだから。

まぁ、よくよく考えれば “そもそも福袋って店側の都合で中身が決まるもの” であるが、堂々と宣言しているのは珍しい。

むしろ、だからこそ逆に正直な姿勢が信頼できる。というか私は過去に何度か買っており、「損した」と思ったことは1度もないので、今年も買ってみることに。

・正直すぎる販売ページ

というわけで、本記事で紹介する福袋は森源商店の『店長おまかせ福袋』である。価格は5980円で、2年前から変わっていない。

ついでにいうと、正直すぎる販売ページも大きな変化はないようだ。参考までに、どのように紹介されているかピックアップしてみるとこんな感じ。


・(注文は)お任せでOKな方のみ

・訳あり品もアリ

・中身のリクエスト、アレルギー対応、お届け日指定、どれも不可

・冷凍庫パンパンな方は不可

・水産物がメインだけど関係ない品も入るかも

・食べ方や調理法は自分で調べて


──といったところで、事前に教えてくれているという意味では親切と言えなくもない。

さて、注文から数日後。段ボールが届いたので中身を見てみると……


おぉーー!


おぉおおおおおおーー!!


と、思わず歓喜する品がいくつか。以下に箇条書きでまとめてみよう。


【店長おまかせ福袋(5980円)の中身】

・冷凍カキフライ(20個、合計500g / 原産国:中国)
・冷凍エビフライ(8尾、合計184g / 原産国:タイ)
・殻付きあさり(250g / 原産国:中国)
・骨取りサバの切り身(20枚入り、合計600g / 原産国:日本)
・かにとベシャメルのコロッケ 境港産ずわいがに2.2%入り(8個入り、合計560g)
・殻付きバタームール貝(454g / 原産国:チリ)
・かにかま(500g / 原産国:インド)
・トラウトたたき端材(500g / サーモントラウトはチリ産)

※福袋の性質上、中身は袋ごとに異なります



パッと見でわかるが、1つ1つのサイズがかなりデカい。1人暮らしだったら、開封した時点で詰むこと確定の内容である。


たとえば、サバの切り身なんて20枚も入っているぞ。


まぁ、我が家は食べ盛りの子供が2人いるので、割とすぐになくなってしまったが。味としては、いたって普通のサバという感じ。


また、カキフライやエビフライ、コロッケなども1週間ほどで無くなった。


これらは食卓の茶色率を一気に高めるとともに、私の幸福度も高めてくれたと言っていい。まさにアタリだ。

そんなわけで、福袋に入っていた8品のうちほとんどはもうすでに食べてしまったのだが、実はまだ冷凍庫に眠っている食材がある。それが……


トラウトたたき端材


そして……


かにかま である。


・大袋で500gはムズすぎる

別にサーモンが嫌いとか、かにかまが嫌いとかいうわけではない。ただただ、500gも大袋に入っているトラウトたたき端材&かにかまをどう料理していいかわからないのだ。

小分けされているわけではないから、一度解凍したらタイムアタックがスタートする。

繰り返すが、500gもあるのだ。しかも、トラウトたたき端材と かにかまが。一体どうするんだ? 中身が店の都合とは聞いていたが、これはマジで店の都合すぎるだろ!!


……と途方に暮れているのだが、賞味期限が10カ月ほど先と結構長いのがありがたい。猶予は十分にあるから、それまでに調理法を考えることにしよう。



というわけで、アタリに歓喜する一方、「適量の大事さ」をつくづく感じた店長おまかせ福袋であった。

参考リンク:Amazon
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼「訳あり品もアリ」と書かれていたが、あさりは結構な大きさ

▼商品一覧はこんな感じ