突然だけどクイズです。遠くから見ると可愛いけれど近くにいると怖すぎるものはな~んだ? そう、熊である。

昨年、話題になった熊被害。なにせ、清水寺で決定される2025年の漢字も「熊」だったから相当である。そんな中、猟師が運営するレストランに行ってみたところ、メニューに「熊カレー」が加わっていた。強い……!

・一風変わったドライブイン

房総半島の内側、千葉県君津市の山中を進むと、ダムを越えたところに道の駅がある。その道の駅の斜向かいにある一風変わったドライブインが『猟師工房』だ。

その名の通り、ガチで猟師が運営している『猟師工房』。現場オーラが漂うものはもちろん、お土産屋レベルでは置いてない部位や肉塊が並ぶジビエ肉コーナーは圧巻だ。なお、全て有害鳥獣として駆除されたものなんだそうな。

要するに、害獣として駆除された命を無駄にしないための場でもあるのだ。そんな猟師工房の一画にあるレストランでは、3000円でジビエ食べ放題のビュッフェが提供されている。

・ひと味違うビュッフェ

以前の記事でもお伝えしたこのビュッフェ。様々なジビエ肉が食べられるというだけでなくメニューが豊富なのが良いところだ。ジビエ料理ってシンプルなメニューが多いけど、ここはグラタンとかピザとか麻婆豆腐があったりして、素材だけでなく料理として楽しめるレストランになっている。

実は別の所用があって訪れたんだけど、せっかくだからジビエビュッフェも食べていくことにした。ジビエ料理ってなかなか食べられないだけじゃなく軽めに食べるだけで3000円くらいはするからな。食べ放題税込3000円は凄い。

・熊カレー

そして、改めて食べてもやっぱり料理がウマイ。ジビエ料理って、例えば、肉にクセがあるとか筋張ってるとか、予備知識ありきで楽しめるものだと思っていたけど、仮に私が子供だったとしても素直に「美味しい」と判断しそうな味の質なのである。ちなみに、子供だと1人1500円とのこと。

それでいて、鹿肉のシュラスコとか素材の味を感じられる料理もある。で、前回来た時は鹿肉と猪肉だけだったんだけど、カレーをよく見てみると……


くまケララカレーが加わっていた。

2025年の漢字「熊」の影響がこんなところにも。そこで食べてみたところひき肉のカレーだった。熊肉って筋張ってるイメージだったけど、ひき肉だからか筋張った硬さは感じず、その上でトマトの酸味がきいたビストロ感がここっぽい

・細部に感じた敬意

害獣駆除は広く言うと人のエゴとも言えるだろう。ただ、必要なことでもあるというのは去年感じた人も多いのではないだろうか。ならば、せめて美味しくいただけるように手を尽くすことは重要だと思う

そんなわけで、命を最大限活かす意志を感じる猟師工房。ビュッフェの料理にも、最前線で生命と向き合っている人たちの哲学を感じたのであった。まさに命をいただく敬意。ご馳走様でした。

・今回紹介した店舗の情報

店名 猟師工房ドライブイン
住所 千葉県君津市笹1765-9
営業時間 ジビエショップ10:00~18:00(冬季期間10:00~17:00)、ジビエビュッフェ10:00~15:00(ラストオーダー14:00)
定休日 水曜日

参考リンク:Instagram「@hunter_works_drivein
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼ジビエピザ

▼ジビエコロッケ

▼おでんが肉がゴロッとしてる

▼メニューが豊富なところが良い

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