福袋をリサーチしていると、たまにとんでもないパワーワードに出会うことがある。今回私(耕平)が発見したのは、その名も『肉ガチャ』。肉の卸問屋アオノという会社が販売する肉福袋で、価格は税込5000円。最大の特徴は…


「届くまで何が入っているかわからない」


というガチャ要素だ。商品説明を見ると、「2種類以上、合計500g以上、ご購入金額以上のお肉が必ず入る」とだけ書かれている。これだけの情報で5000円を払うのはなかなかの冒険だが、肉好きとしては挑戦せずにはいられない。果たして当たりなのか、それとも……? 実際に購入して検証してみたぞ!

・クール便で届いた謎の箱

注文から数日後、冷凍タイプのクール宅急便が届いた。


箱のサイズは思ったより小さめ。正直なところ「え、これだけ?」という不安がよぎった。しかし、肉ガチャの名のとおり、中身を見るまでは何も分からない。

箱を開けると、まず目に飛び込んできたのは「Thank You」と書かれた紙。


その下には保冷用の袋に包まれた肉たちが鎮座していた。これがガチャの結果か……ドキドキしながら中身を確認してみる。


なんと、3種類の肉が入っていた。商品説明では「2種類以上」となっていたので、これは嬉しい誤算だ。内容は以下のとおり。



まず1つ目は「かみふらの和牛 ロースステーキ」250g。


北海道産の黒毛和牛で、パッケージを見た瞬間にサシの美しさに目を奪われた。これは明らかに高級品の雰囲気を漂わせている。


2つ目は「味付け牛ヒレ肉 一口ステーキ」500g。


オーストラリア産の牛肉を使用し、醤油ベースのタレで味付けされている。内容量500gはなかなかのボリュームだ。


3つ目は、以前当サイトでも取り上げたことのある「Theそのまんま肉バーグ」

こちらはアオノの看板商品で、牛100%・つなぎ一切不使用のハンバーグだ。漫画『ゆるキャン△』にも登場した逸品だ。

同梱されていた紙には、解凍のポイントも丁寧に記載されていた。


電子レンジや常温での解凍はNGで、冷蔵庫でゆっくり解凍するか、氷水で解凍するのが推奨されている。肉の旨味を逃さないための大事なポイントだ。


・いざ実食!

届いた肉を冷凍庫に入れて、実食の時を待つ。


解凍は冷蔵庫で約1日かけて行った。そして調理にはジョーシンの『初売超特価福袋』で購入したグリル鍋を使用。福袋で買った鍋で、福袋の肉を焼くという、まさに “福袋 on 福袋” の贅沢である。


まずは本命の「かみふらの和牛 ロースステーキ」から。


焼き始めた瞬間から、甘い脂の香りが立ち上る。250gという大きさも相まって、見た目のインパクトは抜群だ。ミディアムレアに仕上げて一口食べると……柔らかい。とにかく柔らかい。


霜降りの脂が口の中でスッと溶け、赤身の旨味と合わさって極上のハーモニーを奏でている。塩コショウだけで十分すぎるほど美味しい。これは完全に当たりだ。


続いて「味付け牛ヒレ肉 一口ステーキ」を焼いてみる。


あらかじめタレで味付けされているので、解凍して焼くだけで完成する。口に運んでみると……


ヒレ肉ならではの赤身の旨味がすごくて、マジで美味い! 甘辛いタレが絡んでご飯が進むこと間違いなし。500gあるので、家族でシェアしても十分な量だ。


最後は「Theそのまんま肉バーグ」を調理する。


付属のオニオンソースをかけて食べると、肉汁がジュワッと溢れ出す。牛100%ならではの肉感がすごい。つなぎを使っていないのにこのジューシーさは、想像を超えるレベルだ。


・気になるお得度を検証してみた

さて、肉ガチャ最大の関心事は「本当にお得なのか?」という点だろう。各商品の市場価格をリサーチしてみた。

まず「かみふらの和牛 ロースステーキ」250g。ネットで調べたところ、ピンポイントで同じ商品は見当たらなかったが、複数のサイトを調査したところ、250gであれば約4000円~4500円程度と推定された。今回は控えめに見積もって約4000円としておこう。

次に「味付け牛ヒレ肉 一口ステーキ」500g。こちらは同様の商品が税込2620円~2730円で販売されていた。なので、今回は平均を取って約2700円とする。

最後に「Theそのまんま肉バーグ」180g。こちらは3個入り1パック(540g)で税込1480円で販売されている。


これらを合計すると……

かみふらの和牛ロースステーキ 250g:約4000円
味付け牛ヒレ肉 一口ステーキ 500g:約2700円
Theそのまんま肉バーグ 180g:1480円
合計:約8180円


福袋価格の5000円で購入したので、差額は3200円程度。

しかも今回は、北海道産のブランド和牛「かみふらの和牛」が入っていたのが大きい。自分では選ばないような高級肉に出会えるのも、ガチャの醍醐味だろう。


届くまで何が入っているか分からないという「肉ガチャ」は、福袋の本来の楽しさを思い出させてくれる商品だった。

もちろんガチャなので毎回同じ内容とは限らないが、レビューを見ると「黒毛和牛」「飛騨牛」など当たりを引いている人も多いようだ。

何が届くか分からないドキドキ感を楽しみたい人、普段は買わない肉に出会いたい人には、間違いなくオススメできる福袋である。

参考リンク:肉の卸問屋アオノ楽天市場
執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.

▼「肉屋の本気」堪能しました!