2025年12月29日から はま寿司の福袋(福箱)の販売が始まっている。去年(2024年)は開店30分前に店舗へ行くも、すでに大行列ができてて前方で完売。なんの成果も得られないまま帰宅した。

それだけに今年こそは……と気合を入れていたのだが、当日は15分前にお店に着く「舐めプ」をした。なぜなら、並ばずとも普通に買えるだろという気持ちがあったから……!

・気持ちお得なはま寿司福袋

はま寿司が福袋を販売するようになったのは2022年のこと。そしてここ数年、金額やお得度は以下の通りであった。


2022年 → 2879円相当の品が2000円
2023年 → 3879円相当の品が3000円
2024年 → 4879円相当の品が5000円


基本的にちょっとお得な印象だ。2024年で一度スケールダウンしたなか、2025年の福袋に関しては先に書いたように開店前から行列ができた。物価高や不景気が影響しているのかもだが、3000円で買える福袋の中身は次のようなものだったのだ。


・お食事優待券3000円分
・醤油3本(特製だし醤油・北海道昆布醤油・九州風さしみ醤油)
・醤油皿2枚


ちなみに醤油3本で879円相当。べらぼうにお得なワケじゃないものの、福袋の金額とお食事優待券が同額という確実に元がとれる仕様であった。


・2026年福袋の中身

さて、2026年の福袋は予想通り並ばずとも難なくゲット。ちなみに1人2箱までという購入制限が設けられていた。

値段は3000円。去年から据え置き……に見せかけて、中身は正直劣化していると言わざるを得なかった。というのも、入っているのは……


お食事優待券2500円(使用期限は2026年6月30日まで)
・醤油(特製だし醤油・九州風さしみ醤油)
・皿


──といったように醤油の本数が3本から2本に減っている上、優待券も500円減だから泣くしかなかったのだ。これはあまりにも世知辛すぎる……。親切だったのは事前に中身を教えてくれていることか。

・買う人はいる?

ここで気になるのが買う人はいるのかどうか。そのあたりウォッチングしていたら、開店の時間で購入して帰っていく人がチラホラ。決してゼロではなかったので、年内で売り切れる店舗もあるに違いない。

購入する目当てになるのは「九州風さしみ醤油」の甘口醤油あたりだろうか。九州を出ると意外と売られていないので、近所で買えない人&はま寿司のヘビーユーザーにとってはいいかもしれない。

それにしても、去年の行列を思い出すと消費者は正直だ。改めて不景気なことを実感した年の瀬であった。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼2024年の皿と比べたらややゴツくなってた(サイズは同じ)