「スマイルボックス」の名のとおり、四角い箱にオリジナルグッズが詰まっている「すき家」恒例の福袋。今年も店舗で使える割引券を同梱のうえ、全国で発売された。

購入方法は2種類。ゼンショーネットストア(特別版/税込4000円)と店頭販売(通常版/税込3500円)があり、価格・内容が異なる。また、前者は送料600~800円が別途かかる。

自宅に届くが割高になる通販と、行列&完売のおそれがある店頭……かなり迷ったが筆者は前者にした。通販のほうがスタートが早いので、買えなかったら店頭に切り替える作戦だ。


・すき家の福袋「SMILE BOX 2026」

ゼンショーネットストア限定「すき家の福袋 SMILE BOX 2026 特別版」(税込・送料別4000円)のセット内容は以下のとおり! このうち「どんぶり箸置き」「クーポン」が特別版と通常版で異なる。

・すき家オリジナル ブランケット
・すき家オリジナル スープマグ
・すき家オリジナル 木製マルチスプーン
・すき家オリジナル どんぶり箸置き(※特別版のみ)
・すき家の店舗で使える4000円分のクーポン(※通常版は3500円分)


まずは恒例の食器類から! 毎年購入していると少しずつ増えていき、キッチンが「すき家」色に染められていく……


「すき家オリジナル スープマグ」は、200mlサイズの手ごろなスープカップ。やや厚めのぽってりしたシルエットで、スープが冷めにくくなっている。


「すき家オリジナル 木製マルチスプーン」はナチュラルな天然ブナのウッドスプーン。今年のデザインは直線的。


「すき家オリジナル どんぶり箸置き」は特別版限定で同梱されているもの。あざやかな赤と黄色のペアだ。


この形にこの配色……めちゃくちゃ既視感があると思ったら、すき家の看板じゃないかー!!


以上を揃えると、統一感のあるキッチンウェアとなる。


「すき家オリジナル ブランケット」は小さく丸めて封入されていた。


広げると実はW100×H70cmの大判サイズ。すべっすべの質感で、肌触りがとてもいい。スープマグと同じく濃いブラウン。


厚みもそれなりにあり、ノベルティにありがちなチープな感じはしない。しっかり実用できそう。


特別版(ネット版)に付属するクーポンは200円×20枚で4000円分。通常版(店舗版)のほうは3500円分のクーポンなので、ちょうど購入金額分をカバーするよう設計されていることがわかる。

牛丼やカレーなどメイン商品1点につき1枚利用可能で、期限は2026年6月30日(火)まで半年間の余裕あり! 日常的に来店している人なら「常に200円引き」という恩恵を享受できる。クーポンを使い切って通常価格に戻ったときに逆にびっくりしそう。


・余談だけれど予約システムが神!

福袋の中身とは関係のない余談をひとつ。(抽選ではない)先着順の福袋販売や予約は、開始時刻と同時にアクセスが集中し、サーバーがパンクするのが世の常。ページが表示されない、入力フォームが白紙化する、急にメンテナンスが入るなどは日常茶飯事だ。

筆者は仕事も兼ねているので覚悟のうえだが、「つながるまで丸一日がかり」なんてことも珍しくない。端末から目を離せず、ほかの用事はまったく手をつけられない。


しかしゼンショーネットストアでは順番待ちのための「待合室システム」実装! つながるまで「あと何人」「あと何分」というのが可視化されていた。待っているほうも予定を立てやすく、リロード連打を防ぐことにもなり、とてもいいシステムだと思う。

全社が導入すればいいのに! と思うが(ChatGPTによると)「たまにしか使わないシステムに大きな維持費を投じるようなもの」らしい。

ともかく、苦労しがちなネット受付のうちでも、非常に快適に予約ができたことを感激とともに記しておきたい。なおゼンショーネットストアでは記事執筆日現在も特別版を購入可能だ。


参考リンク:すき家ゼンショーネットストア
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.

▼四角いボックスにプレゼントがきっちり収められている

▼特別版にのみ付属するアイテムがある

▼ブランケットはふっくら温かい