ジャンボ! 私、たまに思うんだ。私ほど多くの店のポテトを食べてきたケニア人はいないだろう……と。たぶんいない。いるわけないのだ、ここまでポテト屋を回ってるケニア人は。


さて、今回のポテト屋探訪は、首都ナイロビはンゴング・ロード沿いにある『タンカード』という名のお店。外観からして非常に古く、店内の様子も大変汚れているのが気になっていた。


そして入店すると……


くさい!

ものすごくクサイ! なんなんだこのニオイは。まるで死んだネズミのような臭いが漂っていた。というか、私が店内にいる間、何匹かのネズミが店内を走り回っているのを目撃したよ。


ていうか……


ボロい!


それから、店員さんの動きがあまりにも遅かった。客を歓迎しているような様子もなかったし。というわけで、ウエルカム的なポイントは0どころかマイナス査定だ。これはひどい……。


私がポテトを注文したとき、先にコカ・コーラを持ってくるよう店員さんに頼んだ。なぜなら、店内の悪臭のせいで、吐きそうになっていたから、まず心(胸)を落ち着かせようと思ったのだ。


そしてコーラをグビッと飲んだら、確かに気持ちは静まったよ。コーラは偉大だ。



そして店員さんがポテトを運んできてくれたのだが、私にはあまり良い匂いには感じられなかった。店内ではなく、ポテト自体も「いいニオイ」ではなかった。

また、ポテトの色も少し黒ずんでいるように見えた。しかしモノは試しと食べ始めたところ、そのポテトはひどく不味かった。久々に食べた、こんなマズポテ……というくらい不味かった。

というわけで私は小さなかけらを少しだけ食べて、残りは皿の上に残してしまった。私のお腹と健康に良くないと感じたからだ。ちなみにポテトの代金は100kes(約119円)、コカ・コーラには50kes(約60円)。


来月こそは、美味しいポテト屋さんを見つけたい。まだまだあるし、まだまだ食べる。なぜなら私は、ケニアでも珍しい(と思う)生粋のポテトマニアだから。では、クワヘリ。


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼店内に物売りが来ていた。落ち着けないなぁ……

リクエストボックスに質問などを送ってもらえるとチャオス喜びます。よろしくお願いします!