
鳥取に『牛骨(ぎゅうこつ)ラーメン』というご当地グルメがある、という件は以前の記事でご紹介した。元々は鳥取県中部の局地的グルメだったが、だんだん “鳥取全体のもの” みたいな感じになってきている気がする……(と鳥取中部出身者の私が感じております)。
そんな鳥取県の大阪王将には『牛骨ラーメン』がある。もちろん鳥取県限定メニューだ。ああ見えて大阪王将は自由度の高いチェーン店らしく、地域や店舗によってビックリするようなメニューがあったりするよね!
果たして大阪王将の牛骨ラーメンはナンボのモンなのか? 牛骨ラーメン激戦区の大阪王将へ行ってみた!
・県内6店舗が営業中
牛骨ラーメンの本場・鳥取県倉吉市には牛骨ラーメンを扱う店が広く点在している。中でも倉吉駅周辺は「しいて言えば激戦区」ということになるだろう。そんな倉吉駅からほど近くにある大阪王将が……
これだ!!!!
偶然にも改装工事中のタイミングを引いてしまい全貌が伝わりにくい感じになったが……ま、よくある大阪王将と思っていただければOKです。通路も駐車場も広く、全体的にゆったりとした作りであるところが特徴っちゃ特徴。土地だけはいっぱいあるのが鳥取の魅力。
・正直ナメてた
さて鳥取の大阪王将といえど大阪王将は大阪王将。基本のメニューはみんなのよく知る大阪王将と変わらない。
大阪王将に “メガ” なんてあったっけ? 倉吉店オリジナル『チーズボール』とは? 疑問は尽きないが、今日のところは牛骨ラーメンに集中しよう。鳥取の大阪王将には3種類の牛骨ラーメンがあるらしい。
牛骨ラーメンのバリエーションはせいぜい「チャーシュー入り」とか「大盛り」程度の場合がほとんど。しかし大阪王将の牛骨ラーメンには明確な味の違いがあるようなのだ。
まず『牛骨ラーメン』(税込810円)。誰もが瞬時に「これがスタンダードな牛骨ラーメンなのだな」と感じるネーミングである。が、待たれよ。商品説明に “醤油ベース” と書かれている点にご注目いただきたい。
一般的に鳥取の牛骨ラーメンは、あまり醤油の存在を感じないもの。よって “スタンダードな牛骨ラーメン” を求めるのであれば、『牛骨塩ラーメン』(税込810円)をチョイスするのが正しいと思われる。旅行者などは注意されたし。
かくして注文した『牛骨塩ラーメン』であるが……
レベル高すぎて絶句。
麺が王将の麺(牛骨ラーメンの麺はちぢれている場合が多いです)である点、モヤシが入っていない点など、王道と若干ズレている部分はあるものの、とにかくスープが超ウマい。どれくらいウマいかというと、昔からやってる牛骨ラーメン屋とタイマン張れるくらいである。
チェーン店だと思ってナメていたら、これは嬉しい誤算。「鳥取へ来たけど、どのラーメン屋へ行っていいか分からない」という旅行者、あくまで個人的な見解ではあるが、別に大阪王将でもいいと思うぞ!
・どうしてこうなった
ふぅ。けっこうお腹いっぱいではあるが、私にはもう1つだけ注文しなければいけないメニューがある。それは第3の牛骨ラーメン……
『牛骨中華豚そば』(税込880円)。
鳥取県民以外にはピンとこない話で恐縮なのだが、牛骨ラーメンにこのようなアレンジは通常あり得ない。先ほど申し上げたとおり “醤油ベース” アレンジでさえ、まぁまぁ異端なのである。そこへきて「豚そば」……だと? 伝統爆発にも程があるのではないか?
運ばれてきた牛骨中華豚そばは、濁ったスープに豚バラが浮き、あまつさえニンニクチップを乗せたシロモノ。これを見て「牛骨ラーメンの亜種だ」と答えられる日本人いない説濃厚である。果たしてお味は……?
結論:これはアカン
牛骨中華豚そばをムリヤリ例えるなら “外国で食べるよく分からんラーメン” みたいな味。外国でよく分からんラーメンに出会ったとき、我々は「トンコツ醤油かな?」というフワッとした着地で、どうにかその場をやり過ごそうとするだろう……そんな感じである。
トンコツでもない、醤油でも塩でもない……もちろん牛骨では絶対にない。
食べれば食べるほど一体何なのか分からなくなってくる大阪王将の牛骨中華豚そば(鳥取限定)。「牛骨ラーメンとやらを食べてみたい」と思っている観光客には絶対オススメできないが、牛骨ラーメンに飽き果てている鳥取県民にとっては逆に新鮮といえるのかもしれない。
ってことで牛骨ラーメンの何たるかを知っている人は、興味本位で食べてみるのもアリ。私は…………たまの帰省であえてコレを食べようとは…………すみませんノーコメントで。
参考リンク:大阪王将
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
▼鳥取のお隣・岡山のグルメもあるよ
亀沢郁奈












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