夏はTシャツ! だがしかし、私(佐藤)は白Tをあまり着ない。イラストやロゴ入りでなければ、無地の白はほとんど着ないのである。せいぜい部屋着にするくらいで。というのは、汚れが目立つから出かける時に着ないのである。汗っかきで首やら脇やら、洗っても汚れが目立つので、無地の白を着る機会が少ないのだ。

しかし今後は着るかもしれない。なぜなら、ドイツ製の蛍光増白剤「ドクター・ベックマン」を知ったからだ。これがもし、本当に使える洗剤なら、白Tの汚れも怖くない! ということで、さっそく白Tを洗ってみた!

・白復活だと!?

Amazonで見つけたこの商品には、このような説明が記載されている。


「簡単衣類のホワイトニング!白さ倍増で白復活!白い衣類はいつまでも真っ白に」

「オリジナルジャーマンクオリティ(ORIGINAL GERMAN QUALITY)」、ドイツのブランド商品ということだな。これで本当に白くなるのか? 外では着ることのない、私のくすんだ白Tも、眩しい白にしてくれるのか!?


洗剤が5包入ったこの商品は、購入時税込1321円だった。Amazonによると過去1カ月で900点以上売れているということだから、人気商品と考えて良いだろう。

箱の裏面を見ると、使い方はとてもカンタンだ。洗濯槽に1包入れて、あとは通常通り洗濯洗剤を入れて洗うだけ。使用後の包みは燃えるゴミでポイだ。


ちなみにドイツの商品ではあるが、原産国はイギリスらしい。



・私の白T

ではまず、私が部屋着および寝間着として使っている白Tをお見せしよう。いずれもユニクロで、1枚(右)はエアリズムである。


洗濯しているが、襟ぐりの黄ばみは落ちなくなっている。部分漂白しなければと思っているのだが、もしもこのドクター・ベックマンで落ちてくれたら手間が省けて良いのだが。

エアリズムの方は、最近訳あって身体に塗料が付着し、それが風呂に入っても落とし切れずにエアリズムにも付いている。これも一緒に落として欲しいところ……。


さすがに2枚だけのために1包を使うのは惜しいので、ドムドムのロゴTと、ゲーム『エルデンリング』のキャラの描かれた白Tも一緒に洗うことにする。


いずれも1~2年前に購入したはず。エルデンリングの方は変色が顕著で、そろそろ見切りをつける段階に来ている。写真ではわかりにくいけど、襟ぐりの汚れも目立つ。

漬け洗いせずに白が復活してくれると有難いんだけど、洗濯機完結でそんなにカンタンに行くもんですかねえ~……。


・洗濯実践!

さっそく洗濯に取りかかるぞ。洗剤は5包が1袋に入っている。


1つ取り出してみたら、野球の「ロジンバッグ」(粉末をつめた袋)みたいだな。中の粉末洗剤が飛ぶので、扱いは慎重に。


これをまず洗濯槽に入れます。


その上で衣類を入れて、普通の洗濯洗剤を入れて、あとは通常通りお洗濯するだけとのこと。あまりにもカンタンで不安になるレベル


30分の標準洗濯完了後、干します。今の時季は日差しが強く、1時間もあれば十分に乾かすことができる。洗濯物がよく乾く点においては、猛暑は助かる。でも、さすがに暑すぎだろ……。


・白くなったかも?

さて、洗い終わりました。どうですか? 白くなりましたか? ちなみに本稿のTシャツの画像はすべて、輝度や彩度などを一切イジっておりません。撮った画像、そのままをお見せしています。

実物を見る限りでは、少し白くなった気がするんだけどな。


ビフォー・アフターを比べてみると、なんとなくわかるかな?


ビフォー・アフターを真横に並べてみると、よりわかり易いかも。白くなっていると思います


でも、襟ぐりや付着した塗料は完全には落ち切っていない。これらはやっぱり部分漂白しないと無理なのかもなあ~。


続いてロゴTとキャラT。この2つも白くなった気がします


ビフォー・アフターを見てみると、キャラTの方はいくぶん黄ばみが抜けたような


白くなったついでに、ロゴとイラストの黒色も少し薄くなったかな?

ということで、1回で「驚きの白さ!」とまではいかないので、2~3回使ってみて、少しずつ白さが戻ると考えた方が良さそうだ。それから全体が真っ白にもならなさそうなので、気になるところは部分漂白も取り入れるべきかも。

好きな白Tを長く白いまま着たいという人は、ためしてみてはいかがだろうか。


参考リンク:Amazon
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24