すすきの最強……いや、北海道最強……いいや! 「世界最強ジンギスカン」と言えばご存じ『だるま』である。ラムではなくあえての「マトン」と、中毒性がヤバいタレのコンビネーションは、やはり「世界最強ジンギスカン」と呼ぶにふさわしい。

そのだるまが「東京1号店」を出店したのは2024年7月のこと。以来、すすきの以外で食べられなかった『だるま』が身近なグルメになったが、どうやらだるまは東京でも着々と勢力拡大を目指しているようだ。

・世界最強ジンギスカン

グルメ王国「北海道」の中でも指折りの人気店、それが『だるま』である。予約不可のため「西武ライオンズ時代の松坂大輔が1時間以上並んでいた」(当時だるまで働いていたおばちゃん談)との逸話も残る、1954年創業のジンギスカンの超有名店だ。

人気の秘密は何と言っても肉のウマさ! そしてタレの中毒性である。肉は子羊の「ラム」ではなく成熟した「マトン」を使用。またタレは「だるまのタレ」としか言いようがない、エッジが効きまくった味わいだ。

・東京1号店

さて、だるまは長らく「すすきの」以外に進出せず、北海道はおろか札幌でもすすきの以外に『だるま』は無かった。その歴史が打ち破られたのが、2024年7月にオープンした「上野御徒町店」である。

すすきのに行かずして『だるま』が食べられるなんて最高かよ! だるま東京1号店「上野御徒町店」は話題に話題を呼び、オープン当初は連日連夜の大盛況であった。

一方で、着席まであまりにも時間がかかるため現在は「整理券」や「予約制(予約金がかかる)」を導入。今年6月からはランチ営業を開始するなど、オープン当初よりは入店しやすい環境は整えられているようだ。

・偶然だが目を疑った

私自身はオープン直後の「上野御徒町店」に1度訪れたきりご無沙汰になってしまっているが、つい先日だるまの近所を歩いていたところ……



だるま東京2号店がオープンするだと……?


垂れ幕を発見したのが1号店のある本郷通り沿いではなく、1本繁華街に入った上野広小路側。その場所自体は現在空き地で、もしここに2号店を出店するなら丸ッと建物を建てる必要がありそうだ。

・2号店自体はオープンしそう

とはいえ、堂々と「上野御徒町2号店 2025年冬オープン予定」と記載されていることから、だるま東京2号店のオープンが決定していること自体は間違いなさそう。ヘビーダルマーたちにとっては率直に朗報と言えそうだ。

また2号店が出来ることで、1号店の混雑が多少なりとも緩和されるハズ。つまり「だるまには行きたいけど混んでるんでしょ~?」と一歩が出なかった人たちにとってもいいニュースになることだろう。

いずれにせよ、だるま東京2号店の情報は非常に喜ばしい! 美味しいお店が増えるなんて最高じゃんね? だるま上野御徒町2号店は、2025年冬オープン予定とのことである。

参考リンク:だるま
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.