ヤバいぞ! 最速で結論から入るが、松屋が5月27日から店舗限定で提供を始めた「極厚シビ辛麻辣トンテキ定食」のトンテキはバチ美味い!! 近所に対象店舗があるなら、こんな記事閉じてさっさと食いに行くべき。

こいつは、おおむね商品名の通りにちゃんと厚くてソフトなトンテキ。そこに、ほど良いシビ辛力な麻辣と、IQ1000くらいある からしを合わせるという提案で箸が止まらねぇ!!

・厚い

わかってる、わかってる。松屋がステーキ系を出す時に「厚さ」をアピることは往々にしてあるが、しかし毎回その通りに厚いかというと、そうではない時もある。

皆さんが気になっているのは、本当に厚いかどうかだろう。また最初のチェックポイントである厚さをクリアしても、2つ目のチェックポイントである「硬さ」でアウトな場合もあるよな。

SNSでは「厚いけど硬すぎ」みたいなレビューが多めになっちゃうパターン。なのでトンテキを出す場合は、「厚くて柔らかい」って感想が出てくるように頑張らないといけない。

そして今回についてだが、もうタイトルの通りだ。マジにちゃんと厚くてソフトでショワッと前歯で噛み切れる感じ。そこに麻辣と、飛び道具の辛子を装備していてマジで強い。じゃあそろそろ、実際にモノを見せていこう。


・1230円~

まずは価格だが、定食はシングルが1230円から。ダブルは2080円だ。


おかずのみだと、私の松弁ネットではシングルサイズのみとなっていた。1030円だ。


今日は食レポが連続する都合上、定食は厳しいのでテイクアウトでおかずのみをオーダー。持ち帰ってきたのがこちら。辛子がついてる。後でわかるが、この辛子がリーサルウェポン。


肉のサイズをチェックしよう。ほう、なかなかいい感じではないか。


別の角度からだとこう。どの方向から見ても、一律にちゃんと厚いぞ……!


端の方の肉もこんな感じ。やるではないか。


トレーが黒ゆえ分かりづらいが、肉にかかっているソースはこの通り。ちゃんと麻辣している。


そしてこの肉、ほど良くソフトで、簡単に噛み切れる……! 麻辣は激辛ではなく、良い感じにシビらせてくれる万人向け仕様!


そういえば、蓋についていた辛子を試してみるか。何でも味変用ということらしい。麻辣系ソースに辛子ってどうなんだろうな。これくらいでいいか? どれどれ……


うめぇ……!!


初めての試みで、どうなるか予想がつかなかったが、花椒と唐辛子に辛子が加わると、辛さに複雑さと深みが増して新たなステージに突入する!! マジか。唐辛子に辛子は合うし、花椒に辛子も合うんだな……。

これは味変というか、もう最初から全部これでいいな。まあ辛子が苦手な人には勧めないが、私はこれで行くぞ!


マジでうめぇ! これは発明だよもう


辛子はもっと行っていいな……! ようし、こうして


こうして


アァァァッ! 止まんねぇ! 制御棒が吹っ飛んだ原子炉よりも止まんねぇ!!!


これはガチだ。テイクアウトにしてよかったかもしれない。店舗で定食を食べても当然ウマいと思うが、この肉と麻辣と辛子と酒のゴリゴリなセットはギアの入り方が違う! バチウマすぎてヤバい。しばらくリピると思う。

参考リンク:松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼この麻辣ソースもウマい。肉だけダブルにできたら最強だった。