最近、深刻な社会問題となっている詐欺被害。とくにインターネットを使って金銭を騙し取る「ネット詐欺被害」が急増しているという。詐欺はどんどん巧妙化しているため、少しでも怪しいと思ったら慎重になった方が安全だ。

身近に潜む罠にはいくら注意してもしすぎることはない。いざという時は1人で判断せず、身近な人に意見を求めるべきだろう

そこで今回は、私にとって最も身近なネットパトロールの専門家であるGO羽鳥編集長に「とくにヤバいネット詐欺」と「ネット詐欺に合わないためのコツ」を聞いてみた。増加するネット詐欺の現状や対策について語ってもらったのでぜひご確認いただきたい。

・ネット詐欺について

IT技術の進化によって、24時間いつでもどこでもインターネットにアクセスできる時代となった。おかげでショッピングはもちろん、家族や友人、職場とのやり取りも容易である。

しかし一方で、インターネットを介した犯罪が急増。ネット上で仕事をしている我々でさえ、ネット詐欺の被害を受けることも……こんな時代だからこそネット詐欺に遭わないための対策を学び、知識を常に最新版にアップデートしておく必要があるだろう。


・ネット詐欺の種類

代表的なネット詐欺といえば、偽メール・偽サイトで個人情報を盗む「フィッシング詐欺」や、投資話や恋愛詐欺で金銭を騙し取る「SNS・マッチングアプリ詐欺(いわゆるロマンス詐欺)」、身に覚えのない請求メール等が届く「架空請求」など。

GO羽鳥のレポートによると、最近は大物政治家まで「なりすまし投資詐欺」の広告に使われているという。また「国際電話詐欺(同じく投資詐欺)」も大流行中とのこと……日常生活の至る所に詐欺が潜んでいることが分かる。我々は常に狙われているのだ。


──ではここで、GO羽鳥に直接「今とくにヤバいネット詐欺」と「ネット詐欺に合わないためのコツ」を尋ねてみたい。



GO羽鳥「今1番怖いのはインターネットの検索エンジンだね。たとえば海外旅行で必要な国もある入国ビザ(VISA)。俺はカンボジアでやられた……


……やられてた!


・手口が巧妙

海外旅行のビザ申請サイトはとくに詐欺が多いらしい。詳しく聞くと、検索結果の1番上に表示される広告枠に代行業者が入っていたそうだ。その時は気づかず、倍以上の料金を請求されたことにも気づかず、そのまま手続きが進んで……

支払いのタイミングで「クレジットカード番号」を入力するもエラー、エラー、エラー……と5回連続でエラーが続いたところでカード会社から連絡が入って料金を支払わずに済んだという。どういうことかと言うと……

正規のビザ申請料金の倍以上のお金を5回連続で決済した(画面上ではエラーと表示されたが実際には支払っていた)ところで、異変に気づいたカード会社が「ちょっと待て!」と助けてくれたらしい。カード会社ファインプレー過ぎるだろ……!


・料金を支払う前に

同じくGO羽鳥の知人もESTA(アメリカの電子渡航認証システム)を取得する際に、怪しいと思いながら大金を支払ってしまったそうだ。やはり少しでも怪しいと思ったら、料金を支払う前に信頼できる人に相談すべきだろう。

──後から調べたところ、このような事例は少なくないらしい。検索結果の上位にある「広告マーク」付きのリンクは公式とは限らないので要注意だ。

詐欺サイトは本物と見分けがつきにくく、なんなら本家よりもSEO対策(検索結果の上位に表示されるよう調整すること)をしている場合もあるから厄介とのこと。各国大使館や政府機関の公式サイトから申請するようにしよう。


・つい最近も

もちろんビザに限った話ではない。つい最近もGO羽鳥は中国発のAIアシスタント「DeepSeek」を登録する際にも “公式ではないサイト” に電話番号やメールアドレスを入力してしまったそうだ。

GO羽鳥「もしかしたら変なところに(情報を)抜かれちゃったかもしれない……」


つまり詐欺師は、多くの人が調べたがるところに先回りをして罠を仕掛けているということ。専門家のGO羽鳥でさえ罠にかかるのだから、先に述べたように、いくら注意してもしすぎることはないだろう。

投資詐欺やロマンス詐欺はバレバレ感がある(それでも騙される人もいる)が、ネット検索の上位に表示される「本物のフリをしているサイト」はたしかに見抜くのがムズイ……。


・動画配信サービスのアカウント

GO羽鳥の体験談はまだ続く。簡単なパスワードで動画配信サービスに登録した際には……


GO羽鳥「アカウントが乗っ取られたうえに、複数のデバイスで視聴可能なプレミアムプランにアップグレードされてたからね……南米から


南米から……!


GO羽鳥「とにかくパスワードは長い方がいい。有料のパスワード管理アプリを利用するのが1番じゃないかな」


・詐欺被害に遭いやすい人

続いて、詐欺被害に遭いやすい人について聞いてみた。ズバリ騙されやすい人の特徴は……

GO羽鳥「一言でいえば、無知な人。詐欺の情報を知っていれば騙されることはないんだよ。“有名人のなりすまし” とか “お金を配りますよ” が全部ウソだと分かっていたら詐欺に遭うことはないわけ。だけど知らないで慌ててしまうと騙されちゃうんだよね」


GO羽鳥「騙されてから “どうにかなりませんかね?” と相談されることも多いけど、 詐欺に遭ってからでは遅い。国際ロマンス詐欺で数千万円をポンっと支払っちゃう方も多いから本当に心配。会ったことのない人の話を簡単に信じたらダメ


・電話も気をつけたい

さらにネットだけではなく電話も気をつけた方がいいとのこと。ネットをあまり利用していない “電話メインのユーザー” は、詐欺師からするとカモなのかもしれない……「数打ちゃ当たる」の理論で詐欺師たちは電話をかけまくっているので要注意だ。

自分だけではなく家族や友人を守るためにも、日常会話の中でこういった詐欺についての情報共有をしておくことが大切だろう。それだけでなく……


・ネット詐欺対策

トラブルを未然に防ぐためには、プロバイダのセキュリティサービスを使うのも有効だ。詐欺サイトへのアクセスを自動で防いだり、詐欺メールに添付されたウイルスのダウンロードを防いだりできる。


GO羽鳥も絶賛したビッグローブ光の動画コンテンツ「ネットパトローラー西村!」を見れば、今流行りのネット詐欺がどういうものか確認できるだろう。BIGLOBEといえば、通信事業35年以上のネットの老舗。安全にネット利用したい方は確認しておくこと。




ちなみに現在、BIGLOBEではSNSのフォロー & コメント・リポストで「Qrioスマートロック」やキャラクター「びっぷるぬいぐるみ & チャームセット」があたるプレゼントキャンペーンを実施中。ネット詐欺対策と併せてチェックすべし。


そんなわけで、今回ご紹介したネット詐欺対策とBIGLOBEのキャンペーンは何度も確認することをオススメする。大事なことはいくら確認してもしすぎることはありませんからね。本日は以上!


参考リンク:ビッグローブ光
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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