SNS上を中心に流行しているというドバイチョコ


チョココーティングの中にピスタチオフィリングと「カダイフ」という細い乾麺が入ったチョコレートだ。そのポリポリ食感からASMR動画の素材として多大な人気を集め、品薄になったりとんでもない高値で取引されたりしているらしい……って、ロケットニュースに書いてあった。


可愛い女の子がチョコを齧る動画に別段興味もない筆者は「入手困難でお高いのね、ほ〜ん」程度の認識でスルーしていた……のだが、先日別件で100円ショップ「ダイソー」を訪れたところ目を疑った。


あるやん。ドバイチョコ。

まず己の目を疑い、次に今いる場所を疑った。しかし何度見てもパッケージには「DUBAI CHOCOLATE」、ここは紛れもなく100円ショップ。


……いやいやいや騙されんぞ。今時の100均は1000円超えの商品も取り扱っていたりするからな……


216円。


ウソだ〜〜〜!!!!


・前回までのおさらい

というわけでまんまと買ってきてしまった。ダイソーの、216円のドバイチョコ。


この異質さを説明するため、ここらで一旦 以前ご紹介したドバイチョコをおさらいしておこう。


「ドバイスタイルチョコレート」は、手のひらサイズ一個入りで646円。レポートした高木記者によれば、カダイフの食感が固めで風味が弱く「美味しくもマズくもない」とのこと。


本場のドバイチョコは同じく手のひらサイズ1枚、なんと送料抜きで2916円。同じく高木記者曰く、濃厚な味と繊細な食感で「めちゃんこ美味しい」とのことだった。


これで「216円3個入」の凄まじさがわかっていただけたかと思う。異様に安いのだ。

どうしよう、めちゃくちゃマズかったりしたら……。



・中身

変な緊張感とともに箱を開けると、出てきたのはチョコンとした個包装が3つ。

なるほど、この大きさで3個ね。ちょっと安心したが、それでも十二分に安い。


個装を開けてみるとこんな感じ。500円玉サイズだな。


ナイフで切ってみるとザクザクザクっとした抵抗。断面から覗くカダイフは細く、みるからに繊細そう。

よし……。いただいてみるとしよう。


・実食

あれ?


これ……かなりイイほうのドバイチョコじゃない?


肝となるカダイフの食感が かなり良好。麺っぽさはほぼなく、例えるなら「ルマンド」を粉砕して練り込んだような、パリサクっとした感じ。サクサク噛んでいるうちにピスタチオの風味もふんわり香ってくる。


チョコ自体の味も、外国製の安いチョコによくあるグァンッとした甘さではなく、上品で風味も良い。日本のチョコっぽい甘味だ。え、本当に216円ですか?


え、どうしよう、本当に美味しい。正直ここまで非の打ち所が見つからないとは思わなかった。何個でもイケそうだ。



・これでええやん

ええやん。美味しいやん。


「ドバイチョコ」という名前からエキゾチックな味を想定していたが、むしろ食感も味もどこかで食べたことのあるような、親しみやすいチョコ。

それでいてサイズもお値段も可愛らしいもんだから、抵抗なくパリパリサクサク食べてしまう。サクサク食べてもギリ大丈夫な価格である。


どんなに美味しくても1枚3000円だとこうはいかない。仮に高い方が美味しかったとしても、筆者は200円のコレをたくさん頬張るので十分幸せだ。


執筆:砂付近
Photo:Rocketnews24.

▼本物のカダイフ(トウモロコシ粉)とは違って小麦粉製だけど許す。美味しいから。

▼原産国はドバイならぬ中国だけど許す。美味しいから。

▼不可解な点がひとつ。記事を書くにあたって取扱店舗を調べたかったのだが、ダイソーのアプリだとどう調べても商品が出てこない。「チョコレート」でも出なかったし、「ドバイ」で調べたら「ロー”ドバイ”ク」しか出てこなかった。やかましわ。