西日本で圧倒的な知名度を誇り、泣く子も秒で黙らせてしまうファミレス「ジョイフル」。本社のある大分、それから福岡あたりに住んでいて食べたことない人はいない……と言っても決して過言じゃない。

他の地域に住んでいると馴染みはないかもだが、今じゃ冷凍食品が進化したことで全国どこにいてもジョイフルが食べられるようになった。そしてそのジョイフル、なんと福袋を出していた！

・楽天で購入した福袋

ということでポチってみたのが今回の話である。公式サイトやAmazonなどいろんなところで通販をやっているなか、たまたま見つけた楽天市場で購入。

いくつかあるうちから選んだのは、11種類11個入りの福袋で8960円。事前に何が入っているか教えてくれているタイプだった。よくよく見ると「お歳暮」「クリスマス」などといった文言も入っているが、福袋でもあるらしいから深く考えないでおこう。

さて、届いた実物がこちら。福岡出身の身からすると、これだけのジョイフルに囲まれるのは幸せでしかない。まさにジョイフル（joy full）なんつって。

……とそれはどうでもいいとして、とりあえず中身をザッと紹介しておくと……

・ハンバーグ
・鶏もも肉
・鶏のなんこつ揚げ
・チキンステーキ
・サイコロステーキ
・牛焼肉丼の素
・ドリア

──てな感じ。こんなに冷凍食品あったんかと驚かされたものだが、それより何より「うわぁ！」となったのが……

このハンバーグの量である……!!

ジョイフルといえばハンバーグ。代名詞というか名刺とも言えるハンバーグを5つもぶっこんでるあたり、ジョイフルとはなんぞやをしっかりと受け取ってほしいという熱量を感じるぞ。

・実食

それでは実際に食べてみよう。もちろん、最初はジョイフルハンバーグから！

軽く解凍してフライパンで裏表を中火で調理。時間にして10分くらいだろうか、ラストは皿に移してソースをかければ……

ジョイフルハンバーグを食卓に出せるのだから、ホントいい時代になったものである。

ハンバーグは肉厚で、切ったら肉汁がドバッと出る仕様。ソースとの組み合わせも美味しく、このクオリティを自宅で簡単に食べられるのはありがたい。

また、ハンバーグはハンバーグでも面白かったのが湯煎タイプで食べられるものも入っていること。これはいろんな人のことを考えてだろうか。洗い物を少なくしたい人なんかは気に入りそうだ。

加えて微妙な味違いを入れているところもなかなかニクい。いくつか同じかと思いきや、11種類11個というのはそういうことである。

・その他も食べてみた

その他、ファミレスの定番とも言えるドリアはあっさりめで誰が食べても美味しいと思える味。幅広くカバーできそうなあたり、ファミレスっぽさを感じずにはいられない。

そして「おっ」と思ったのがサイコロステーキの存在だ。あくまで個人的な感覚だが、昔からどこかサイコロステーキは高嶺の花なイメージがあった。

これが冷凍食品でも味わえるようになっているなんて……！

せっかくなので贅沢にも丼にして食べてみたのだが、小さいながらしっかりした噛みごたえでステーキ感を味わえてさすがのウマさ。付属の胡椒とソースのワイルドさもあって、ご飯が爆速でなくなってしまった。

11種類11個と量が量だけにいろいろと楽しめる。そして冷凍食品だから保存が効くのも消費者にとって使いやすい。

てな感じで大満足だったジョイフルの福袋。あえて要望を言うなら、個人的にはビーフカレーも入っていたらパーフェクトなラインナップだった。

なお、楽天では他にも5960円〜16598円の福袋も取り扱っている。2025年1月16日現在、今回のものはランキング1位とのことなので参考になれば幸いだ。

参考リンク：楽天市場
執筆：原田たかし
Photo：RocketNews24.

▼肉汁ぱない……！