アウトドアメーカーにもいろいろあるが、有名どころの1つがアメリカで創業したコールマンだ。なにせ歴史は100年以上。老舗中の老舗で、使ったことない人でも知っているレベルなのだから。

さて、そのコールマン。個人的に福袋のイメージがあまりなかったのだが、今年はアウトドアショップの「L-Breath(エルブレス)」で売られていた。やはりキャンプのグッズとかが入ってる?

・まさかの中身

コールマン福袋のお値段は11000円。中に何が入っていたのかというと……えっ?!


・ボアフリースジャケット
・スウェットパーカー
・スウェットパンツ
・シャツ


いや、服かい。


──と思わず二度見してしまった。しかし、よく考えたらコールマンの服は着たことない。これは新年から新しいものを体験する機会をもらったととらえるべきだろう。


ちなみにそれぞれの値段は分からないものの、11000円でアウトドアメーカーのアパレルが4点も入っていたらまぁお得に違いない。それよりなにより問題は着心地!


ってことで、とりあえず袖を通してみたところ……うおぉ!!



最高やんけ!!!!


全体的にフワッとしていて着やすい……なんていうか肌が喜んでいるのが自分でも分かるのだ! これはイイ……イイぞ〜コレ!!

・しっかり暖かい

さすがはアウトドアメーカー。第一印象からすっかり虜(とりこ)になった私だが、中でも防寒対策が気に入った。

というのも、得意分野だけにノウハウがあるのだろう。体を包み込んでくれるかのような暖かさがあって、着ていて快適さを感じるから最高だ。それでいながら……

ロゴの主張も絶妙で、過度なことをしていないのが好印象。どこかオシャレな感じがするし、これなら普段使いだってできるだろう。


加えてポケットが多いあたりも使い勝手がよさそう。そしてもう1つ、この福袋で評価したいポイントがあった。

・幅広く使える

福袋は時期の関係で冬物をバンバン入れておけばOK的な雰囲気があるのは否めない。しかし、福袋の中身を改めて見ると……

パーカー、それから薄手のシャツと満遍なく入っていたあたりお店の良心を感じる。それでいて、すべてが即戦力だからそこも高評価であった。

まさかの中身にもかかわらず、結果として大満足だったコールマンの福袋。さすが老舗というか、長く続く理由を教えられたような気がする。こういう出会いも福袋の醍醐味だ。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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