毎年、正気を疑う……失礼、ユニークすぎるオリジナルグッズで我々を驚かせてくれる「焼肉きんぐ」の福袋。今年も満を持して発売日がやってきた。
予約がものすっっっごく大変だったことはすでにレポートしたが、喉もと過ぎれば熱さをさっぱり忘れ、むしろ上書きするような期待感が筆者を包んでいた。当日販売分も少しあったものの、即完売は必然。今年の内容はこんな感じだった。
・焼肉きんぐの福袋(税込3000円)
持って帰ってきたのは正真正銘のレジかご。決してその辺のスーパーからちょっと拝借……したわけではない。これも福袋の一部だ。
もちろん予約時にはセット内容を知っていたものの、写真を見る限りミニチュアの、子どもスーパーのバスケットのようなレジかごを想像していたので、実物を見たときは一瞬固まった。福袋……ならぬ福かごの内容は以下のとおり!
①ロゴ入りレジかご(容量25L)
②オリジナルサクマドロップス
③肉柄エコバッグ
④オリジナルBOXティッシュ
⑤オリジナルマスキングテープ
⑥4000円分のクーポン券(500円×8枚)
メインアイテム(?)のレジかごは容量25L、外寸W480×D336×H259mm、内寸W448×D304×H237mmで普通に買い物に使えるサイズだ。
最近では「マイかご」を推奨するスーパーも多い。車でないと持参が大変だが、プロの店員さんが美しく詰めてくれた商品をそのまま持ち帰れる便利さは、一度経験したらやめられない。サッカー台でモタモタする時間もなくなるから、買い物が非常にスムーズ&スピーディになる。
続いてはこれ、「オリジナルサクマドロップス」だって! 同店のキッズコンテンツ『おなかがぐ~ぐ~アイランド』のキャラクターたちがデザインされている!!
封かんシールはしっかり焼肉きんぐのロゴ。よく知ったドロップ缶なのに、じっくり見るとあちこちが微妙に違うという異世界感に脳がおかしくなる。
お馴染み、赤身肉のプリントされた「肉柄エコバッグ」。レジかごとともに、買い物に役立ってくれるだろう。なんだろう、今年のテーマは「生活応援」なのかな?
過去の福袋アイテムと合わせて、統一感のあるコーディネートが可能になってきた。家中が徐々に肉柄に侵食されていくという今日この頃……
オリジナルBOXティッシュ(3個入り)には、美味しそうな「きんぐカルビ」がプリントされている。『ドラゴンボール』のコミックス背表紙のように、3個セットで続き柄が完成しているから崩しづらいなぁ……!
天面には「炙りすき焼カルビ」が印刷されている。裏面にはメニューブックのように3つの食べ放題コースが記載されていた。なんだか、すごく店に行きたくなってくる……。
そして文房具として、オリジナルマスキングテープ2個組み。ひとつは定番の肉柄で、もうひとつは同店のロゴ柄になっている。
最後に4000円分のクーポン券。使用期間が1月14日~3月31日(前期)と4月1日~6月30日(後期)に分かれていて、税込会計3000円ごとに500円券1枚適用という縛りがある。
けれど焼肉食べ放題は単価が高め(例:きんぐコース大人1名3608円)だから、使い切るのは意外に難しくない。多くの人が、福袋の購入価格3000円を超えられるはず!
・今年も大満足の内容
とにかくオリジナルグッズがぶっ飛んでいて、コレクションしたくなるユニークさ。グルメ系福袋はクーポン目当てで購入する人が多いと思うけれど、むしろ「クーポンのほうがおまけである」と言いたくなる稀有(けう)な福袋だ。
そのぶん、争奪戦もかなり厳しい。抽選制を導入しては? とも思うけれど、それだと「容赦なく落選する可能性」も出てくるから痛しかゆしだ。どちらにしても来年も気を引き締めて予約日を迎えよう!
参考リンク:焼肉きんぐ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
▼鮮やかなプリントが美しいボックスティッシュ
▼ボックスティッシュ裏面は同店のメニュー風
▼サクマドロップスの裏面
▼マスキングテープは赤(肉柄)と黒(ロゴ)の2色