みんな大好きカルディでは、お正月のこの時期に何種類かの福袋を販売している。人気の食品福袋をはじめ、コーヒー福袋、ウォーカーズのお菓子系福袋……などなど。

それらの中で、ギャンブル要素がかなり強いのが「WINE福BOX」だろう。なにせ、運が良ければ数万円の高価なワインが当たる。中身がどれも同じであるコーヒー系福袋などと比べたら、開封時のドキドキは段違い。

だからこそ面白い! 正月だから1万円くらいぶっこんだるぞ〜〜!! と、いま考えれば どうかしていたとしか思えないテンションで購入したので、結果を報告したい。

・5万円のワインが当たるかも

カルディの「WINE福BOX」は、当たるワインリストが事前に公開されている。今年2025年はこんな感じだ。


もっとも高価なのは参考上代5万円の『シャトー・パルメ 2019』で、お次が参考上代1万4000円の『シャンパーニュー・ポール・グール・プルミエ・クリュ・プリュット2012』。

もちろん値段で全てが決まるわけではないが、せっかくだから普段は飲めないようなワインを狙いたい。となると、5万円の赤ワインか


1発でそれを引くのはなかなか難しいだろうが、かといって「何円まで」と決めておかないと無限にやってしまいそうで怖い。

実際、2年前に「WINE福BOX」に挑戦したときは翌日も買いに行くという愚行を犯してしまった。同じ失敗は繰り返さない。今年は1万円までだ。


そう決めて、3本をピックアップ。ちなみに、これも2年前の記事に書いたが、店員さんによると「一般的にスパークリングワインはボトルがやや重いので、箱も重い傾向がある」とのことだ。


今回狙うのは5万円の赤ワインで、スパークリングではない。だからあまり重すぎないものを、慎重に、慎重にピックアップ。レジに持っていくと……


ふわぁぁああ!



1万円を超えてしまった!!!!


よく見たら、「WINE福BOX」は税込1本3630円(税抜3300円)ではないか!


くっ! 税込と税抜を見間違える初歩的なミス!! 2年前去年も1本3300円(税込)だったから、今年も同じと思い込んでしまったぞ。

まぁ昨今の円安&インフレ事情を考えれば、輸入ワインが高くなるのは当然。むしろ、この程度の値上げで済んで良かったと思うべきかもしれないが……「1万円まで」というルールをいきなり破ってしまった。まさか初手で詰むとは。



とはいえ、5万円のワインが当たれば全てチャラ。数百円なんて、誤差でしかない。ワインで挽回すれば万事解決!! ……と無駄に気合を入れて開封した。



1本目は……




くっっっ!!


5万円のワインではない……!!


どんどん行こう。


次は……



お次は……




・敗北

というわけで、このチャレンジの目的を5万円のワインを当てることだとしたら、完全なる敗北に終わった。


ただ、赤ワインを狙って全部赤ワインだったから、先述の「重さを確認する」という手法がそこそこ有効であることは実証できたのではないだろうか?

加えて、当てたワインの参考上代を合計すると1万7500円。1万890円でそれだけのワインをゲットできたと考えれば、試合に負けて勝負に勝った……ということにしておきたい。

なお、私は「WINE福BOX」を本日1月2日にカルディの店舗で見つけたが、実はオンラインショップでも購入可(1月2日16時時点)。どちらもいつ終わるか分からないので、気になる人は早めにどうぞ。

参考リンク:カルディコーヒーファーム「WINE福BOX
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼「WINE福BOX」のリスト。何が当たっても元が取れるようになっている