おフランスの高級紅茶ブランド「マリアージュ・フレール」の福袋は毎年争奪戦である。
優雅な香りのフレーバーティーが人気なのだが、なんせ高い。それがかなりお買い得にゲットできるのが福袋なのだ!
去年はうっかり出遅れて購入できなかったのだが、今年はリベンジで無事購入できた!
以前に比べて全体的にちょっと値上げしていたのだが……満足度がめちゃくちゃ上がっていて正月からテンションが上がったぞ!
・マリアージュ・フレール福袋(9720円)
私が購入したのは一番安い9720円で茶葉が4種類入ったセット。ちなみに、LUMINEの通販サイト・アイルミネで購入した。
紅茶に1万円!? と驚かれそうだが、マリアージュ・フレールの茶葉はだいたい100gで3000円は下らない。特別な缶に入ったフレーバーならば5000円くらいする。しかもフレーバーの数が200種類以上はあると思う。
おいそれと買えないぶん、店では大量の茶葉が並んだ棚の前でどれを買おうか悶々と悩み続けることになる。というか、マリアージュ・フレールの店はたいてい店員さんに頼んで茶葉の香りを嗅がせてもらう感じなので庶民の私はめっちゃ緊張する。
とにかくなんでもいいので、マリアージュ・フレールの茶葉が4種類も試せるっていうのは嬉しいのである。
・入っていたもの
というわけで届いたものをさっそく開封する。箱を開けた瞬間から、フレーバーティーのいい香りが漂ってくる……。
そして、中に入っていた茶葉を見た瞬間、私は「買ってよかった……」と心の底から思った! というわけで入っていたものは……
・ハッピーティー(缶入り90g 4968円)
・チャイ・アールグレイ(缶入り100g 4536円)
・ジャスミン マンダリン(袋入り 100g 2376円)
・ポム デュ デジール(袋入り 100g 2376円)
合計 1万4256円
絶対自分で買わないようなフレーバーばっかりで興奮!
しかも、今年は豪華な緑の缶入りの「ハッピーティー」が入っておる! この色のついたオシャレな缶のシリーズは特に高いから絶対自分では買わないのだ。お値段調べたら約5000円だったのでたまげた。
名前が「ハッピーティー」というのも、新年のおめでたいムードにふさわしいね〜。
・それぞれ軽く紹介
今回の福袋の目玉商品と思われる「ハッピーティー」は……
公式サイトを見ると
「喜びに満ち活気に溢れるフローラルな香りにシトラスと美味しいマシュマロのあたたかみある香りと味わいがアクセントのように添えられたフレーバード紅茶。誕生日、結婚式、出産のお祝い、新年、ヴァレンタイン、卒業式、成人式、お花見等、この「ハッピー ティー」を贈る瞬間、淹れるその時、どのような記念日においても幸せなひとときとなることでしょう」
というなんとも素敵な紹介文が。缶を開けると、バラの花びら入りの茶葉から甘い香りが漂ってきた!
そして、もうひとつ、通常の黒い缶に入っていた「チャイ・アールグレイ」が個人的には嬉しかった! チャイもアールグレイティーもいまの紅茶界隈のトレンド!
マリアージュ・フレールは柑橘の香りがついたアールグレイティーを数多く出しているけど、そこにジンジャー、ペッパー、カルダモン、シナモン、クローブといったスパイスまでプラスしているとか。ホットでもアイスでも飲めるらしく楽しみ。
茶葉の中にピンクペッパーやスパイスのかけらが入っていて、見た目も華やか! めちゃめちゃ個性派が来てくれてうれしいぞ。
袋入りの「ジャスミンマンダリン」は中国の緑茶にジャスミンの香りをつけたもの。
いわゆるジャスミンティーですな。
そして「ポム・ドゥ・デジール」は直訳すると「欲望のりんご」。
フレーバーティーでは昔から定番のアップルティーなんだけど、アダムとイブがりんごを齧って楽園から追放されたことを考えると悩ましげなネーミングに聞こえますね。
・全部フレーバーティー
マリアージュ・フレールには香りづけがされてないノンフレーバーティーもたくさんあるんだけど、福袋に入ってたのはすべてフレーバーティー。ブランドの個性が全面に出てますな。
そして、マリアージュ・フレールで初心者がよく買う「マルコポーロ」や「1854」などのド定番が入ってないところがいいな……と思った次第です。
新年最初の紅茶として「ハッピーティー」を淹れてみたんだけど、ほのかなバラとマシュマロの甘い香りが上品で、とってもリッチな気分に……。
この福袋があれば、気分は貴族。マッチ売りの少女がマッチに火をつけた束の間、夢を見たように、私もマリアージュ・フレールの紅茶の香りで夢想の世界に旅立てそうな気がします。
参考リンク:マリアージュフレール
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.