おせちといえば「正月を祝う食事」のこと。食材にはさまざまな縁起の良い意味が込められていて、食べながら新しい1年が素晴らしいものになるよう祈るわけである。おせち食べてぇぇえええ!

しかーし、お正月食材は年末にかけて価格が高騰しがち。昨年は当サイトの偉い人・Yoshioが毎日お買い得な「業務スーパー」に行くというので国産のおせちを買ってきてもらったのだが、いまいち食べた気分になれず……

そこで今年は自分で買いに行くことにした。安くて美味しい国産のおせちが食べたいんじゃー!

・業スーで国産おせち

とはいっても、業務スーパーの商品ラインアップが1年で大幅に変わることはないだろう。それでも業務スーパーに足を運んでしまうのは、やはり毎日お買い得だから。


クリスマス後の業スーは正月料理の材料をズラリと並べていた。産地はさておき、定番おせちの「伊達巻」「昆布巻」「栗きんとん」、さらに小田原兼廣の「お正月詰合せセット(698円)」なんかもあったぞ。セット内容は紅白かまぼこと伊達巻。


詰合せセットのパッケージ曰く「かまぼこの白は清浄、赤は日の出、伊達巻は書物(巻物)で縁起物」とのこと。勉強もできて一石二鳥である。


んで、お目当ての「国産おせち」はというと……



伊達巻!


完全にデジャブ。知性の象徴とされる伊達巻(548円)は間違いなく国産だった。ふわっとした食感で上品、甘すぎず大人でも美味しく食べられるレジェンドおせちだ。同じく国産卵を使用したベーシックな厚焼玉子も売っていたことも記述しておきたい。



・松前漬け

そして伊達巻の隣に並べた「松前漬け(238円)」も国産。


松前漬けの材料である昆布は「喜ぶ」と響きが似ていることから縁起が良いとされている。「子孫繁栄」の数の子が入っていないのが惜しいところ。まあ追加で入れてもいいだろう。



・他にも色々

おせちとは関係ないけど「生かき餅(328円)」はもちろん国産。焼いても揚げても美味しい一品。懐かしいふるさとの味がたまらない。つい買ってしまった。旨味が凝縮されていますからね。調べたところ、昔は農家の保存食として作られていたらしい。


他にも鏡餅や正月用の日本酒、人気の万能昆布などは国産なのにリーズナブルな価格で販売されていた。無駄を徹底排除して自社グループ工場で製造する商品は安くて品質も高い

そのなかでも安心して食べられる国産商品をいくつか紹介した。これから業スーに行こうと思っている方の参考になれば幸いである。


参考リンク:業務スーパー
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

▼伊達巻がめっちゃ美味しい