2024年12月9日、ペヤングの新商品『ミステリーやきそば』の発売が開始となった。メーカー希望小売価格は税別236円、私(サンジュン)は大きめのドン・キホーテで『ミステリーやきそば』を購入した。
正直、個人的にペヤングにはやや飽きてしまっているが、これはちょっと気になる……。というわけで謎の新商品『ペヤング ミステリーやきそば』を食べてみることにした。
・味不明
かつて発売された「ペヨング」がそうだったように『ペヤング ミステリーやきそば』も、実に掴みどころがない商品である。カップ麺業界において「非公開味」は前代未聞なのではないだろうか?
この手の商品は大きな話題になる一方で、売れるかどうかはわからない! だって普通に不安だもの!! そんなリスクを背負って商品化にこぎつけたペヤングには、素直に敬意を表したい。
・ノーヒント
さて、ペヤング公式サイトには『ペヤング ミステリーやきそば』について以下のように記されている。
「自分が買った商品は何味なのか? 遊び心あふれる、ペヤングならではの商品が登場! どんな味か食べてみるまでわからない……そんな “ミステリー” をお楽しみいただける商品です」
ここでも味についてはノーヒント。和なのか洋なのか、それとも中なのかさえわからない。よかろう、だったら実際に食べて確かめてみようではないか。
・5人で味見
というわけで、今回は5人で『ペヤング ミステリーやきそば』を食べてみることに。正解がない以上、より多角的なジャッジで謎に迫りたい。で、いざパッケージを開封してみたところ……
卵黄ソースだと……?
『ミステリーやきそば』ペヤングのみならず、カップ焼きそばでは珍しい「卵黄ソース」が使用されているようだ。卵黄の味がするやきそばとはいったい……?
さあ、ここからは『ペヤング ミステリーやきそば』をズバッと判定! 5人の記者が一口ずつ味見をして、一言で「○○味!!」と表現することにした。結果……
サンジュン「めんつゆ味!!」
古沢「うどん味……?」
砂子間「江戸っ子味!」
亀沢「鶏卵そば味」
中澤「どん兵衛味」
・和テイスト
ご覧のように『ミステリーやきそば』の方向性は “和” であり、めんつゆ系統の味がした。またノーヒントで卵の気配を感じ取った亀沢は、なかなか鋭い味覚の持ち主と言えよう。
ただし結論は、中澤の「どん兵衛味」を採用したい。ペヤングにとってどん兵衛は、大きな意味でインスタント麺界隈のライバルである。
そんなライバルの味を再現するため、あえてミステリーの名を借りて「どん兵衛味」に近づけた……という方が、筋書きとしてロマンがあるのではないだろうか?
また味そのものについては「可もなく不可もなく普通にウマい」といったところ。いつものペヤングと比較すると中毒性には欠けるため「また食べたいなー!」とはなりづらいハズだ。
まとめると、当サイト的に『ペヤング ミステリーやきそば』は「どん兵衛味」と結論付けたい。危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。迷わず行けよ、行けばわかるさ。ありがとーーーー!
参考リンク:ペヤング ミステリーやきそば
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.