※当記事は2024年8月18日に公開された記事で若干のチューニング、編集をほどこして再掲しています。
アメリカが生んだ次世代の防水スプレーこと「Never Wet Neo(ネバーウェットネオ)」をAmazonで購入した。布や革製品にシュッと吹きかけるだけで “保護バリアー層” が形成され、マジでハンパない撥水効果を発揮するという。
そんなわけで今回は、水も汚れもみるみる弾く最強防水スプレーを実際に使ってみたのだが、先に結論を申し上げると……「最強」の名に偽りなし。夢かと思うレベル。マジのマジでヤバ過ぎたのでさっそくご覧いただきたい。
・ネバーウェットネオ
アメリカ発の最強防水スプレー・ネバーウェットネオ。全米では発売1カ月で50万個を売り上げた脅威のアイテムである。先に述べたように、スプレーをすると繊維1本1本に絡みつくようにコーティングされ、水が球体のまま転げ落ちるそうだ。
ちなみにAmazonでは2000件以上のレビューが集まっていて「帽子に使っていますが、傘並みにバチバチ弾きます」「雨傘に使用していますが、ちょっと振るだけで水滴がすべて吹き飛びます」など、驚きのコメントが数多く寄せられている。
しかし「石油系のニオイがキツい」「量が少ない」など、ネガティブなコメントもチラホラ。たしかに撥水・防水効果が最高だとしてもニオイが強烈なら日常使いには向いていない。その辺りもチェックしてみよう。
・屋外で使用
説明書にも「独特な刺激臭があるので屋外で使用すること」と書いてある。主成分はシリコン(合成樹脂)で、繊維1本1本に浸透してコーティングするため通気性を保ちながら撥水するのが特徴だ。
対応素材は、皮革・スエード・ポリエステル・木綿・キャンパス布等。塗布後は日陰で24時間乾燥させる必要がある。「完全に乾かさないと防水効果が発揮されません」とのこと。
・使ってみた
それでは、奇跡の瞬間をご覧いただきたい。用意したのは……ただの新聞だ。効果を実感しやすい素材の1つだろう。
屋外で、塗布する面から30〜40センチ離してスプレーする。
素材全体にしっかりしみ込むまで満遍なく。新聞全体がビショビショになるくらいスプレーをした。
んで、完全に乾くまで日陰で約24時間乾燥させる。たしかにニオイはキツいかも。人のいない場所に干した方がいい。
そして翌日。
普通の新聞も用意した。傘をさしている人が写っている方が防水新聞。もうニオイは感じられない。
さっそく……
普通の新聞にシャワーをかけて……
防水新聞にもシャワーをかける。
違いは一目瞭然。
防水スプレーをかけた新聞はノーダメージ。見事に水を弾いているのが分かる。文字がにじまないので、雨の中でも新聞を読むことが可能。想像以上に凄かった。
・傘
傘なんか余裕である。少し分かりにくいかもしれないが……
防水スプレーをかけたエリアだけ水を弾いている。レビュー通り、傘をパパッと振るだけで水滴は吹き飛ぶはずだ。
・まとめ
たしかにニオイがキツいので乾かす場所に注意する必要がある。また完全に乾くまで約24時間かかるのが面倒かもしれないが、撥水・防水効果はハンパない。スニーカーやズボンの裾などにも使えるので興味があれば試してみてくれ。現場からは以上です!
参考リンク:ネバーウェットネオ(Amazon、楽天市場)
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.