おーーーい、ちょっとみんな聞いてくれーーーー! 松屋がおそらく日本で初めての『チーズバーガー丼』の販売を始めたゾーーーー!! いや、普通に考えてどうかしてるだろ! クレイジーかよ!!

同メニューは今のところ店舗限定販売なのだが、実際にチーズバーガー丼を食べた俺はこう思ったよね……「逆に感動した。今すぐ全国販売すべき」と。松屋もチーズバーガー丼も最高や!

・店舗限定販売

目を疑う松屋の新商品『チーズバーガー丼』は、2024年11月12日から一部の店舗で販売が始まった限定メニューである。取扱いがある店舗に関しては、こちらのページを確認して欲しい。

さて、最近ではドミノピザがチーズバーガーをピザ化したことが記憶に新しいが、なんと松屋は大胆にもチーズバーガーを丼へと変貌させた。どちらも「バーガーの概念とは?」と思わなくもないが、楽しいから見逃すとしよう。

おそらくチーズバーガー丼はテスト販売期間中で、最近のトライアルメニューの中では「二郎系牛めし」と同類のネット受け抜群の商品である。味さえ良ければ全国販売も夢ではあるまい。

あからさまに狙って来ている商品だとはわかるものの、こんなもん食べるしかねえ! チーズバーガー丼を思い付いた人はもちろんのこと、販売までこぎつけた関係者はエライ!! そういうところが好きだぜ、松屋!



・いざチーズバーガー丼

というわけで、松屋へ急行し販売開始直後の『チーズバーガー丼』を食べてみることに。チーズバーガー丼は並盛が850円で、大盛りが950円。今回は並盛をオーダーした。

で、目の前に現れた『チーズバーガー丼』は、節々からチーズバーガーの遺伝子を発している。まずはどんな丼なのか、概要を説明しよう。上から……


目玉焼き


チーズ


ハンバーグ


トマトソース


生野菜とマヨネーズ


以上が『チーズバーガー丼』の構成だ。要するにバンズ以外のチーズバーガーの具材を、ごはんにぶっ込んだ丼だと思えばいいだろう。いい、とてもイイ。妙に賢く見せないところが好印象だ。



・丼のかなめ

さっそく食べてみると……あ、わかった。お察しの通り、平たく言えば「ハンバーグ丼」なのだが、なかなかどうしてよく出来ている! ズバリ、チーズバーガー丼の肝は「トマトソース」である。

トマトソースは酸味が強めで、うまトマハンバーグのソースともまた違う。全体的にダイナミックな味付けになりそうなところを、トマトソースの酸味が良く引き締めていた。ゆえにガツガツ食べ進められるのだ。

また元々安定感のある松屋のハンバーグだが、例えばデミソースやうまトマと比較するとハンバーグ自体のウマさが引き立っていた。粗挽き加減や肉のウマさなど、改めて松屋のハンバーグの実力を思い知った次第である。

・全国販売待ったなし

単なるネタ商品かと思いきや『チーズバーガー丼』は、かなり設計された丼という印象だ。入口はクレイジーだけど味は良き! これは全国販売も待ったなし!! ……だといいなぁ。

とにもかくにも、松屋の『チーズバーガー丼』はかなりイイ! この先どうなるかはわからないが、いつか全国販売されることを願いつつ記事を終わりにしたい。現場からは以上です。

参考リンク:松屋
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.