2024年9月上旬、「ユニクロC」にメンズが初めて登場して話題になった。ちなみにユニクロCは英国の著名デザイナー「クレア・ワイト・ケラー」が手がけたもの。
動き続ける都市の空気を宿した、モダンさと優雅さに満ちた日常着──と紹介文に書かれていたが、巷では「大人のユニクロ」とも言われているだけにきっと実物はスタイリッシュなのだろう。
ちなみにネットで検索してみると、どうやらスウェット(上下それぞれ3990円)がイイらしい。へぇ〜!
・人気で品薄!?
と思いつつもスルーしてきたのは他でもない。今年の夏はとにかく暑く、9月に長袖&長ズボンを買う気にならなかったからである。
しかし、ここにきてようやく秋到来。涼しくなってきたのでどんなもんか試してみることにした。入荷してすぐにお店を覗いたら品薄だったけど、今なら落ち着いているに違いない。
そう思っていたのだが……
編集部のある新宿の店舗だと、Mサイズ以下のスウェット(下)が爆売れしていて壊滅状態。
グレー、黒、ダークブラウン、オリーブの4色展開で満遍なく売れていて、Mサイズの下はオリーブ色のラスイチを残すのみだった。もちろんマッハでゲットした。
・実物のユニクロC
さて、それでは実際にどんなもんか見ていこう。
全体像はこんな感じ。「なめらかな張りと光沢感」がウリとのことで、これまでのスウェットとは少しばかり違う印象を受けた。なんというか、ちょっとした高級感があるのだ。
下の後ろはこうなっている。スマホがないとやっていけない今の時代、前後に2つずつポケットがついているのがありがたい。
上下ともに素材はポリエステルと綿で、生地はかなりしっかりめ。ボアほどではないが、内側も暖かくこれから寒くなる時期に活躍してくれそうだ。
・予想外の着用感
ここからは実際に着てみた感想をレポートしていきたいのだが、結論からお伝えすると思ってたのと違った。大人のユニクロというくらいだから、かなりスッキリしているのだろうと思いきや……
かなりダボッとしているような……? 個人的な感覚としては、かなりゆるく着ている感じさえする。
試しに同じMサイズのボアスウェット(ユニクロ)と比べてみてもこの通り。全体的にゆとりがあって、特に足首あたりは太めにも見える。ただ!
写真で確認すると自分の着ている感覚以上に細めに見えるから不思議だ。このあたりユニクロCの魔法が仕込まれているのかもしれない。
それより何より気になったのは裾部分である。腰の紐で調整こそできるものの……
Mサイズなのに、踏んづけてしまいそうなくらい裾が余ってしまったのだ。まぁ単純に私の足が短いだけかもしれないが。
……てな感じで泣いたのでネットで買う人は要注意。デフォだと大きめな仕様かもってことを頭に入れておいた方がいいだろう。
そうだそうだ、これは年齢によるものかもだが……
アラフォーの私が着ると部屋着っぽさがどうにも隠せず。オッサンでセットアップを着こなすのは少しばかりハードルが高いかもしれない。
・サイズの目安
なお、参考として異なるサイズの当編集部メンバーにMサイズのセットアップを着てもらった。
普段Sサイズを着用している古沢記者だとこう。随分とゆとりがある着こなしになる。
Lサイズ、もしくはXLサイズの砂子間記者はこんな感じでピッタリめ。やはりいつものサイズよりも小さめを買うのが最適解か? と思ったが……
腕部分の長さが足りなかったから、そうとも言えないらしい。個人的な感覚だと、下のスウェットは1サイズ下で上はそのまま。試着できる環境があるなら絶対にした方がいい。
上は在庫があって、下がとにかく売れていたユニクロCのスウェット。サイズによっては在庫がない可能性もあるので、事前にユニクロのHPで調べてから店舗に行く方がいいだろう。
ちなみに店舗だとS、M、L、XLの展開。オンラインストアだとさらに小さい&大きいサイズも買えるようになっているので参考までに。