暑い暑い暑い暑い! 今年は例年よりも暑いのは周知の通りだが、10月まで高温傾向続き、残暑厳しいことになるとも報じられている。こうも暑いとアイスを食べなきゃやってられん!!
てことでロッテのZEROミニカップ(バニラ)をドカ食いしている最近なのだが、スーパーで気になる商品を見つけて買ってしまった。それが……
・ハーゲンダッツよりも高い韓国アイス
「ソウルウユ」である!
最初見たときはサイズ的にもハーゲンダッツかなと思うも、よく見たら全然別モノ。なんなら韓国のアイスだった。
そして驚いたのがその値段! なんと429円で同じスーパー内のハーゲンダッツが321円だったから実に100円以上も違ったのだ。
ちなみにソウルウユをググったら韓国で有名な乳業メーカーらしい。パケには「since1937」とあるから、あと10年弱で100周年を迎えることになる。日本でいう森永乳業(2017年で100周年)的な存在なのだろうか。
・アイスミルク
さて、老舗推理はそれくらいにして、100mlと小さめのサイズにもかかわらずこの値段……一体どんな味がするのかが気になる。実際に食べてみよう。
商品棚に置いてあった「アイスミルク」「アイスコーヒー牛乳」「アイスチョコ牛乳」「アイスサロンミルクティー」の4種類から、悩みに悩んで前者2つをチョイス。
まずはもっともスタンダードな味だと思われる「アイスミルク」からいこう。フタを外してみると……おぉ。
スプーンつき。そして……
めっちゃ盛り盛りにアイスが入っていた。この大雑把な感じがまた海外らしい気がするし、逆に入れまくっているのは好印象である。
食べてみると、アイス「爽」とかそっち系っぽい感触……なのだが、スプーンがスッとスンナリ入っていくあたりに違いを感じる。なんというか、高級なアイス感をそこはかとなく感じるのだ。
でもって、味も素直にウマい。値段が高いからウマいのは当然といえば当然なのだが、少量のアイスでも濃厚なミルクが口いっぱいに広がっていくのは心地いい。
しかも、味わっていると口の中との温度差でアイスが徐々に消えていくような感覚だってする。このオシャレな感じは珍しいかもしれない。
それでいながら見た目よりも量が多く感じたし、100ml以上の満足度があったのもよかった。ただ、これに429円の価値があるかというと……
・アイスコーヒー牛乳
いや、それは「アイスコーヒー牛乳」も食べて判断しよう。こちらもミルクと同じくスプーンつき。
食べてみると、舌の上にビター感と甘さが同居する大人な味である。これまた濃厚で、いいアイスを食べているのを実感することができる。
トータルはもちろん、細部まで見てもお店で食べているかのよう。時間が少し経ってトロリと溶けている状態もまた美味であった。
とはいえ、これに429円を出すのは……なんならリピるのには勇気がいるかもしれない。なにせ、この夏、食べまくっているZEROミニカップなら4つ買えるのだから。
悔しいが、どうしてもそっち(100円ちょい)を選んでしまう自分がいるのだ。まだまだ気温は暑いのに、財布の中身は寒い……。
というワケで偶然にも見つけて食べた「ソウルウユ」をお伝えした。なかなか置いていないかもだが、味は確かなので興味のある人は一度食べてみてくれ。
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.
▼アイスミルクの詳細
▼こちらはアイスコーヒー牛乳