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【愛酒の日】ドンキがオリジナルの「クラフトビール」始めたってよ! 全4種類を酒好きに飲んでもらったところ…

2024年8月24日

本日8月24日は「愛酒の日」だそう。これは酒をこよなく愛した歌人・若山牧水(わかやま ぼくすい)の誕生日にちなんだもので、牧水は「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけり」なんて歌も詠んだという。

それはさておき、愛酒の日向きのネタを探していたところ、ドン・キホーテが「オリジナルクラフトビール」の販売を開始したと小耳に挟んだ。ムム! これは「愛酒の日」にピッタリなのでは……?

・ドンキオリジナル

一時期のブームは過ぎ去り、今や日本にも完全に根付いた感のあるクラフトビール。コンビニやスーパーでは「よなよなエール」を筆頭に多くのクラフトビールを販売しているし、クラフトビールを提供する飲食店も少なくない。

それでも大企業が販売するラガービールなどの方が、市場的にはまだまだ一般的であることも事実。もしドンキのクラフトビールが優れた商品ならば、お酒大好きっ子たちにとってはありがたい存在になるのではないだろうか?

・ベトナムのブルワリーで製造

さて、今回ドン・キホーテが発売を開始したオリジナルクラフトビールは全部で4種類。いずれも価格は240円〜262円で、内容量は330mlである。またどのビールもベトナムで製造しているとのことだ。

価格的には「よなよなエール」が300円弱なので(内容量は350ml)、ドンキの方がちょっとだけ安いことになる。果たしてドン・キホーテのオリジナルクラフトビールはどれだけ仕上がっているのだろうか?

・酒好きたちがテイスティング

で、このクラフトビールを飲んでもらうのは、当サイトが誇る “ミスター酒” ことあひるねこ記者と、毎日の晩酌を欠かさないYoshioの両名。どちらも酒を愛し酒に愛された、生粋の酒好きである。

というわけで、4種類のクラフトビールをテイスティング! 酒好きが認めるドンキのクラフトビールとは……?


HEFEWEIZEN(ヘーフェヴァイツェン)240円: 南ドイツの伝統製法で作られた、小麦を使った苦みの少ない白ビール

「全体的に薄い」「だからこそ飲みやすい」「フルーツっぽい気配が終始つきまとっている」「パブっぽい味がした」「バナナっぽい風味」などの意見があったヘーフェヴァイツェン。4本の中ではややインパクトに欠けた印象だ。


STOUT(スタウト)240円: ロースト麦芽を使用したアイルランド発祥の黒ビール

「チョコ」「黒ビールの割にすっきりしてる」「ギネスと比較すると飲みやすい」「物足りなさを感じる人もいるかもだけど、これくらいがいいかも」等の声が聞かれたスタウト。黒ビールにしてはさほど重くなく、飲みやすさが特徴的であった。


IPA(アイピーエー)262円: 良質ホップを大量に使った苦いビール


「香りがイイ」「海外で飲むIPAよりは苦くない」「そこまで残らない抑え気味のIPA」「これくらいが好き」「日々飲めるIPA」などなど、好評だったのがIPA。アメリカなどのIPAよりガツンと来ない分、毎日でもイケそうなIPAだ。


PALE ALE(ペールエール)262円: 香り・コク・苦みのバランスが絶妙な英国生まれの王道ビール

「IPAに似てる」「でもIPAほどの特徴を感じない」「エールですね~って感じ」「日本っぽくない感じはする」「1杯ならいいけどずっと飲むのはきつい」等の感想が挙がったペールエール。「IPAよりも苦いんでは?」という意見もあった。


・まとめると

ポジティブに解釈すると「全体的に本場よりも軽め。ゆえに普段使いできそうなクラフトビール」といった感じだろうか? ヘビーなビールも美味しいが「毎日飲むとなるとキツイ」ということらしい。

逆に本物志向の人だと、やや物足りなさがあるかもしれない。ドンキが狙ったかどうかはわからないものの、全体的に「日本ナイズされたクラフトビール」に仕上がっているのではないだろうか?

また2人のオススメは「IPA」で一致。特にあひるねこは「IPAはそんなに好きじゃないけど、これは香りもいいし美味しかった」とのことである。どれか1本だけなら、まずは「IPA」をオススメしたい。

というわけで、ドンキのオリジナルクラフトビールは「全体的に本場よりも軽め」「単発ではなく普段使いできそうな味わい」とだけでも覚えておくといいハズ。全国の酒好きたちはぜひチェックしてみよう。愛酒の日に、乾杯。

参照元:今日は何の日ドン・キホーテ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.

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