世界には、普段日本で過ごしているとなかなか味わう機会がない様々な料理がある。

わざわざ専門店まで行かないとメニューに載っていなかったり、自作しようと思っても材料を手に入れるのが大変だったりするんだよな。

しかし今回見つけた「シャクシュカ」というイスラエル料理は、日本のスーパーで売られている材料で簡単に作ることができるらしい。

いったいどんな料理なんだろう……!? 実際に作ってみることにした。


・全部まとめて炒めるだけ!

今回は、醤油や料理酒など様々な調味料で有名な「キッコーマン」の公式ホームページに掲載されていたレシピを参考にする。

味の決め手になるのは……なんと、トマトジュース!!

以前もオレンジジュースを使った鶏の照り焼きにチャレンジしたけど、ジュースって意外と調味料としても使えるものなんだな。

それではさっそく調理を始めていこう。


まずは玉ねぎ、ピーマンを切る。

公式ホームページのレシピには「にんにくもみじん切りにする」と書いてあったのだが、今回は自宅にチューブタイプのにんにくが余っていたのでそちらを使わせてもらうことにした。


続いてスキレットや小さめのフライパンでたまねぎを炒め……


しんなりしたらピーマンとひき肉を加えてさらに炒める。


肉に火が通ったら、トマトジュースやナツメグなどの調味料を加え……


最後に卵を落として目玉焼きにし、お好みでパクチーを添えたら……


完成!!


・食べ応え◎

これがシャクシュカ……! トマトジュースの赤、卵の黄色、パクチーの緑色が合わさってどう見てもおいしそうだ。

肉とトマトジュースが焦げた香ばしい香りも漂ってくるのも相まって、めちゃくちゃ食欲が刺激される。

フライパンに乗せたまま食卓へ運び、熱々のうちに食べてみると……


はいおいしい~~~!!!!


ごろごろとしたひき肉を噛むと、甘酸っぱいトマトの味とナツメグの風味が染み出してくる。固形になっていないハンバーグ、って感じかな。

そんなひき肉は、もちろん目玉焼きとの相性もバッチリだ。卵には何も味付けをしていないけれど、ひき肉の味が濃厚なおかげで物足りなさを感じることはなかった。

肉と卵を同時にガッツリ味わって、小さめのフライパンの3分の1を食べただけでもかなり満足することができたぞ。


・日常生活でも活躍しそう

こういうオシャレな料理って何かと手間がかかるイメージだったんだけど、本当に簡単に作れちゃったな。

1つのフライパンで炒めるだけでいい上にお皿への盛り付けも必要ないお手軽料理だから、日常の食事の中にも取り入れやすいんじゃないかな?

実際、イスラエルのあたりでは朝食としてよく食べられているみたいだし。確かにこれなら朝からバッチリ元気をチャージできそう!

簡単なのにしっかりおいしいシャクシュカ。皆さんも是非このお手軽レシピで味わってみてはいかがだろうか。

参考リンク:キッコーマン
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.