ジャンボ! おひさしブリトー。ちょっとケニア大変でね、いろいろ危険な感じだったので更新できませんでした。詳しくは「ケニア 反増税 デモ」とかで国際ニュースをググってみてね。
でも、もう復活。しばらく家で待機してたんだけど、やっぱりポテトを食べたいなと。それも、ポテト通信ご無沙汰だから、ここは1発、インパクトある店をカマしたいなと。
ということで今回行ってみたのは、ナイロビのンゴンタウンのンゴンロード沿いにある「マケセン ホテル」という名のレストラン。実はここ、マサイ族のレストランなのだ。
マケセン(makesen)ってのはね、マサイ族でよくある名前。このレストランもまた、マサイ族の女性がオーナーだった。
なぜ私がこの店に訪れたのかというと……
マサイ族のポテトが食べたいから!
「マサイ族レストラン」が激推しする「マサイ式ポテト」とでも言おうか。なにせ店内メニューの……
トップを飾るのがポテトである。スペシャリテの可能性もある。
あとは、マサイ族の「マサイ式ホットドッグ」を食べたいってのもある。なにせ店の外からも見えるくらいに激推ししている。絶対にウマいはず……!
レストラン内はとても清潔で、スタッフはとてもフレンドリーだったが、格好は清潔というより、ラフだった。
んで、スタッフに「ホットドッグとポテトをくれ」と頼んだところ、衝撃の返事が返ってきたのである!
「ポテトとホットドッグの販売は中止した」
えーーーーーーっ!? あんなに推しているのに? なんで? なんでよ?
「このレストランに来るお客様の多くはマサイ族で、彼らはポテトやホットドッグをあまり食べない。ほんの少し売れるくらい。なので中止した」
言われてみれば、たしかにポテトが入っているべきホットケースも、フライヤーも空(から)である!
そんなバカな……! あんだけ店の外からも推しているのに……。では、私は何を食べれば……?
「マサイ族がよく注文するのは肉。なので肉がオススメ。あとは……たとえば、インゲン豆とチャパティのセットなんかもよく出る」
価格的には「インゲン豆とチャパティのセット」が100kes(123円)と安いのでオーダー。
そして食べてみると……
チャパティは大丈夫だったけど、
インゲン豆はたくさんの食用油で調理されており超オイリー。
味もイマイチ。味がよくないというか、味が無かった。
食べ終わった後、お腹に何も起こらず、大丈夫だったのは非常によかった。カンバ族のポテト評論家チャオスの食レポは以上です。
では、せっかくマサイネタなので、スワヒリ語での「クワヘリ(さよなら)」ならぬ、マー語(マサイ語)での「さよなら」でシメたいと思う。
オレセリ〜! また更新しまーす!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
▼リクエストボックスに質問などを送ってもらえるとチャオス喜びます。よろしくお願いします!