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電子レンジ+ポリ袋で手間なし洋食メニュー!?「あさイチ」紹介のレシピが楽すぎて信じられなかったので試してみた

2024年7月15日

料理ってめんどくさいですよね。刃物や火を扱うから気も使うし、後始末や台所掃除もなかなか重労働。加えて最近のこの暑さ、台所に立つ気力も失せるってもんである。

そんな折、NHKの情報番組「あさイチ」で興味深い情報を得た。なんでも電子レンジで色々な料理を作れるらしい。そればかりではない。そのうちのいくつかに至っては調理に「ポリ袋」を使用し、結果として洗い物も出ないらしいのだ。

電子レンジで調理するレシピの存在は知っていたが、ポリ袋とは。本当にそんな都合よくいくものだろうか? どうせ「それなり」なんじゃないの? 

というわけで、番組終了後に公式HPで公開されたレシピを参考に、実際に作ってみることにしたぞ!

・レンジでオムレツ

まずはレンジとポリ袋で作る「オムレツ」から。参考にしたのは「レンチンで!ふわふわオムレツ」なるレシピで、用意した材料は以下の通り。


・卵
・牛乳
・ピザ用チーズ
・マヨネーズ
・塩胡椒

詳しい分量は上記の公式HPを参照してもらうとして、こうしてみると材料が驚きの白さである。なお、筆者は写真のために皿に移したが、普通に作る時はポリ袋に直接材料を入れれば洗い物ゼロである。

工程もメチャクチャ簡単。まずポリ袋に材料を全部入れる。


で、手で揉んで混ぜる。黄身を潰しにいく感じでやるとまんべんなく混ざる。


混ざったら、口を開けたままのポリ袋を耐熱容器に乗せて、600Wで1分30秒加熱。


で、なんとなく固まっていれば出来上がり。


1分半で足りなければ10秒ずつ追加熱とのことだったが、10秒、またひっくり返して10秒……と結果的には40秒くらい追加熱した。

・ハンバーグ

続いては「ハンバーグ」参考にしたレシピは「レンチン煮込みハンバーグ」で、材料はこんな感じ。

(肉だね)
・合いびき肉
・玉ねぎ
・塩胡椒
・片栗粉

(ソース)
・ケチャップ
・中濃ソース
・みりん

まず、みじん切りした玉ねぎと片栗粉を一緒にポリ袋に入れ、シャカシャカして混ぜる。


ひき肉と塩胡椒を入れて揉みしだく。


まんべんなく混ざったら二つの塊に分けて、ハンバーグっぽい形に整える。そう、ポリ袋の中で成型までやってしまうのである。


で、ソースの材料を全部ポリ袋の中に注ぐ。


全部入ったポリ袋を深さのある耐熱容器に入れ、


熱湯を用意し、肉が浸かるくらいまで耐熱容器に注ぐ。(※ポリ袋の中じゃないよ!)


600Wで10分で、できあがり。けっこうかかる。

・実食

盛り付けてみたのが、こちら!

一緒に盛り付けたら なんかイイ感じに豪華になったぞ。さて、肝心の味を確かめてみよう。


まずはオムレツから。形は相当「ポリ袋です!!!」という感じだが……

美味しい。そして食感が素晴らしい! フライパンではなかなか作れない食感、フワフワとろとろである。普通のオムレツの手抜きバージョンとしてではなく、こういう料理として美味しい。

そしてメチャクチャ楽である。慣れれば完成まで5分、洗い物ゼロ。おすすめ。ちなみに、写真の分量だとけっこうしっかりした味になったので、ケチャップはあってもなくてもよかった。


続いてはハンバーグ。


味は間違いないシンプル王道ハンバーグなのだが、こちらも食感が独特。肉感はありながらもほどけるような感じだ。パン粉や卵などの「つなぎ」を使ってないのが関係してるのかも。

工程を見るとお分かりかもしれないが、オムレツよりはちょい面倒である。包丁も使うし、お湯も沸かす。ただ、たしかに普通のハンバーグに比べれば圧倒的に手間も洗い物も少ないのは確かだ。選択肢としてはアリだろう。

・アリかもしれない

分かっちゃいたが、やっぱり圧倒的に楽である。油や食材がこびりついた調理器具を洗う必要がないことで、心理的なハードルがぐっと下がった気がする。

味についても遜色なく、特にオムレツのふわトロ食感は一食の価値あり。オムレツだけなら5分でできちゃうので、お試しあれ!


参考リンク:あさイチ「レンチンで! ふわふわオムレツ」「レンチン煮込みハンバーグ」
執筆:砂付近
Photo:Rocketnews24.

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