言うまでもなく、浅草といえば東京を代表する観光地。世界中から多くの人が訪れるエリアだから物価が上昇する傾向があるらしい。しかし安宿探しには困らないエリアで、前回はバックパッカー御用達・1泊3500円の人気ホステルに泊まった。
そして今回泊まったのは1泊4000円のビジネスカプセルホテル。宿泊予約サイト「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」で評価は10段階中8.0。駅近の清潔な宿として人気らしい。実際のところはどうなのだろうか。
・ライトニングホテル浅草
ホテルの名前は、ライトニングホテル浅草。東京メトロ銀座線「田原町駅」の3番出口から歩いて2分ほどの場所にある。隣の浅草駅から歩いても10分かからないだろう。立地は良い。この日、到着したのは21時過ぎだった。
公式サイト曰く「気軽なカプセルタイプと個室があり、アメニティも充実している」という。チェックイン手続き後に、フロント横のアメニティコーナーで歯ブラシ・ヘアブラシ等を取ってエレベーターへ。ちなみに館内着は有料(500円)。
エレベーターには男性用・女性用があって、セキュリティカードをタッチしないと利用できない仕組み。2階のラウンジルーム以外は、男性と女性が完全に分離されている。女性にとっては安心かも。
・ラウンジルームへ
寝るにはまだ早かったので2階のラウンジルームへ。
コインランドリーは4台。
奥には大きなソファやテーブル・カウンター席があり「飲食はこちらのフロアで」とスタッフの方。盛大に酒盛りをしながら東京の夜を楽しんでいる方も。ちなみに電源・Wi-Fi完備なので、PC作業もこちらで。
・寝るだけなら
とにかく「立地が良いこと」「男女フロアが分かれていること」「2階に酒盛りやPC作業ができる広めの共用ラウンジがあること」が、同ホテルの特徴。それなりに安いから利用しやすい。一方で、ロッカー・カプセル・シャワー等は期待以上でも以下でもなかった。
テキトーにラウンジ内のソファで休んでから8階の客室へ。ロッカーも同じフロアにある。荷物を入れてからシャワー室へ。
シャワールームは2室。どちらもアコーディオンカーテンが閉まっていたが、人の気配はしない。片方は鍵も閉まっているのに何故……
答えは簡単。
鍵が閉まらないのだ。後から確認したが、中から閉めることもできず。ま、男性専用だからそこまで気にすることもないか。シャワールーム内に座れる椅子があるのは便利である。
・カプセルルームへ
カプセルルームは比較的新しめ。室内もそこそこ広いしキレイ。
ただ、ハンガーとタオルはロッカーに欲しかった。館内着がレンタルだったからタオルも有料かと思い……シャワーを浴びた後に私は小さなフェイスタオルで全身を拭いたのだ。泣ける。
そんなわけで、ハンガーにタオルを吊るして寝た。ハシゴの上り下りが結構響くうえにロッカーもすぐそこなので耳栓は必須。とはいえ、先にも述べたが室内はキレイなので耳栓をすれば快適である。よく眠れました。
・10時チェックアウト
チェックアウトは10時。近くに飲食店も多いので食事選びに困ることはないだろう。向かいのインドカレー屋さんも美味しかった。浅草エリアでリーズナブルに泊まりたい方は覚えておいてくれよな!
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:ライトニングホテル浅草
住所:東京都台東区雷門1丁目8-6
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.