
絶望的に字の汚い男、佐藤です。先日、老舗文具店の銀座伊東屋に行って、店員さんのおすすめのボールペンを購入したものの、それを買ったからといって字が上手になるわけではなく、引き続き字の汚い人生を歩み続けている。あの記事を公開した後に、読者からこんなアドバイスを頂いた。
「字が上手になる下敷きはどうですか?」、その方がおすすめしていたのが「大人の魔法のザラザラ下じき」である。下じきごときで、字が上手くなるのか? 半信半疑で下じきを買い、実際に字を書いてみたところ……。おお! 一筋の光が見えた!!
・魔法の下じき
この下じきは、文具メーカー「株式会社レイメイ藤井」が開発・デザイン・販売を行っているものだ。調べたところ、ハンズ新宿店で取り扱いがあったので、さっそく購入。
販売価格は税込825円、購入時にお店の人が「今、下じきってこんなに高いんですね」と逆に驚いていたのが印象的だった。
残念ながらこのお店には “大人の” 魔法のザラザラ下じきはなく、私が買ったのは「小学生低学年~中学生」用のものだった。
ひょっとすると、お店の人は私が子どものために買ったと思われたかもしれない。実際は私自身が使うものである。正直、私の筆記レベルは、小学生低学年に相当する。いや、ひょっとすると、小学生低学年よりも低い可能性も否めない……。
・芯先がどこに向かうかわからない
さて、商品説明を見ると、こんなタイプの子どもたちが使うことを想定しているらしい。
「ツルツルすべる」「ビューンはやい」「フワフワ弱筆圧」「ガチガチ強筆圧」
つまりはこういうタイプだ。下じきがあると芯先が滑ってしまう子、走り書きになりがちな子、筆圧の弱い子、筆圧が強く力んでしまう子が対象とのこと。強いていえば、私は筆圧が強くて走り書きになってしまう子である。
改めて考えてみると、私は書いている時に、芯先がどこに向かっていくのか、全然わかっていない。一筆目を紙の上に置いた瞬間から、どう動いていくのかをイメージできないのだ。
スポーツで例えると、自分のフォームがわからないまま、走ったり投げたり蹴ったりしているようなものだ。料理なら、とりあえず材料を全部鍋に入れているようなものか。とにかく書き筋が定まらないのである。
はたして、この下じきは芯先を良い方向へと導いてくれるのか?
・実際に書いてみると……
下じきには小さな突起が無数にある。特殊印刷技術で、0.3mm間隔のドットが敷き詰められており、ドットの大きさや配列に工夫を施しているという。
鉛筆書きを想定した商品なので、久しぶりに鉛筆を購入した。三菱のHB、消しゴム付き(税込77円)である。新品の鉛筆を買うなんて、何十年ぶりのことだろう。
ちゃんとカッターで削れますよ。書くのは苦手だけど、削るのは割と得意です。
ではまず、素で書いてみましょう。下じきナシで名前を書きます。
うん、いつも通り。自分的には丁寧に書いているつもりだけど、だいたい右肩上がりになるのよね。文字ごとの形もまばら。繰り返すが、これでも丁寧に書いている方だ。
続いて、下じきを敷いて書いてみよう。「魔法」と名がついているのだから、私にも魔法をかけておくれ~!
お! マシになった!?
使用前後を比較してみると……。
見た目にはそれほど違いがないと思われるかもしれないけど、書き心地が全然違った! というのは、ドットで芯先がグリップしているような感触があって、書き筋がどこに向かうのか、感覚的にわかったのだ。自分の意思で、鉛筆を操っていることがよくわかる。
めちゃくちゃ上手に書けているわけではないけど、多少マシにはなったはず。これは光だ! 汚字の暗闇に差し込んだ、一筋の光だ!! 私はそう思いたい!
いずれにしても、コレは子ども用。鉛筆書きを想定しているので、ボールペンでも使える大人用を買って、再度ためしてみたいと思う。せめて名前だけでもキレイに書けるようになるぞ~!!
参考リンク:株式会社レイメイ藤井、ハンズ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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佐藤英典












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