タコベルの好きなところー! セット(コンボ)のドリンクがドリンクバーなとこー!! 私(中澤)がタコベルに激ハマりしたことは以前の記事でお伝えした通り。今や、食べるものに悩んだら渋谷道玄坂のタコベルに直行する有様だ。
プラス320円~でサイド1品とドリンクがついてくる「コンボ」のドリンクが飲み放題なのでこれを注文するだけでハッピー。そこで米津玄師くらいハッピーで埋め尽くしていたところコンボメニュー7種類を制覇するに至った。
・自暴自棄
チキンブリトーだけでも十分米津玄師だった私が、なぜあれが欲しいこれが欲しいとなったかと言うと、タコベルのメニュー表の商品画像が分かりにくかったからである。
なんか角度がナナメだし、一部しか写ってないしで、大きさが良く分からないのだ。これ大きいの? 小さいの? もう全部メチャクチャにしたい何もかも消し去りたい。
というわけで、全部食べてみた結果、コンボのメニューについて私が気になっていた部分がハッキリしたため以下にお伝えしたい。
・ボリューム
1番大きいのはおそらく、ビーフクランチラップスプリーム(コンボ税込990円~)。これは野菜、チーズ、牛ひき肉、サワークリームがトルティーヤで六角形に包まれたもの。手のひらくらい面積があるから、スティックタイプのブリトーよりもガッツリ頬張ってる感じがする。
続いて、クリスピーチキンチックスター(コンボ価格930円~)も同じくらいのサイズ感。こちらは面積的にはちょい小さいのだが、中に入っているのがクリスピーチキンなので厚みがあって肉感も強いから食べごたえという意味では1位かもしれない。
また、意外に良かったのがチキンブリトーボウル(コンボ価格990円~)。メニューの「トルティーヤで巻かないボウルスタイル」というのはピンと来なかったが、これは言ってしまえばタコライスであった。肉もブリトーよりも厚切りで量もガッツリある。ハングリー拗らせてしまった時はこれらが3強だ。
・チキンケサディーヤはペラい
メニュー画像で見ると、チキンケサディーヤ(コンボ価格850円~)も大きく感じたのだが、こちらは面積はあるけどメニュー画像ほどの厚みがなかった。正直、ペラい。
それもそのはず中身の材料はチーズメインだ。チキンはオマケという感じ。ただ、具が少なめゆえに、チーズの味は1番感じられた。トロけてる。
ブリトー2つは以前の記事でお伝えした通り。ケチャップライスが入っている分、見た目よりボリューム感があるので、上記メニューでなんか忘れちゃってんだと感じる時は、ブリトーで炭水化物を効率的に摂取するのも良いだろう。
・衝撃の事実
連日食べているうちに、自然と上記のようにキャラ分けされていった。ガッツリいきたい時は、ビーフクランチラップスプリームかチックスター、炭水化物を食べたい時はブリトー、ちょっと休憩するかくらいの時はチキンケサディーヤ。と、その時ふと気づいた。
タコスのターンが来ない。
そこで周囲の様子をうかがったところ、客のビーフタコス(コンボ価格税込900円~)注文率が異常に低いことに気づいた。多分いるんだろうけど、少なくとも私はタコスを注文している人を見たことがない。ローデッドポテト(税込810円)を食べてる外国人はたまにいるのに……!
・裏を返せば
実際、私がビーフタコスを食べた時も、「これはもういいかな」と思った。なんか軽すぎて「これが良い」ってタイミングがないのである。
タコスがレストインピースまで行っちゃってるタコベル。しかし、これは裏を返せば、他がハッピーで埋め尽くされた結果とも言えるだろう。
もし、タコベルにパッとしないイメージがあるなら、タコス以外を食べてみてくれ。少なくとも、連日通っている私にとってはタコスを食べに行く場所ではなくなったのであった。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.