
東京都内で格安ホテルが軒を連ねる場所・南千住エリア。1歩街を歩けば3000円台(個室)で宿泊できるホテルがあちこちに存在する。
今回筆者が泊まったところは、外国人観光客に人気の格安旅館。和テイストを散りばめた佇まいが結構評判のようだ。さっそく利用してみたので、レポートしていこうと思う。
・和テイスト満載の旅館
JR南千住駅から徒歩約10分、「東京SA旅館」にやってきた。なかなか年季の入った建物だ。
外観は派手に装飾されている。闇夜にキラキラと輝くイルミネーションや提灯、鮮やかに色変わりする看板があったりして大変賑やか。そして玄関の小型屋根の上には……
侍の立像。刀を握り、微笑む姿はまるで歴戦の猛者。ややデフォルメされてはいるが、よく見てみると作り込みがすごい。袴のシワなどがリアルに表現されていてご立派。外国人観光客が喜びそうなお出迎えだ。
それではチェックインを済ませよう。玄関を開けるとすぐフロント。こぢんまりとした木目調の空間には、ピンクと黄色の花々がダイナミックに飾りつけられていた。とても綺麗で気分が上がる。
筆者が予約した部屋は最安1泊3600円(トイレ・バスなし)。ランクによってはトイレ・バス付きの客室もあるようだ。
受付後、館内に足を踏み入れてみると……
満開の桜が咲き乱れていた。桜といっても壁に描かれたペイント絵なのだが、クオリティが高くて心を奪われるほど美しい。
青空や富士山も描かれていて爽やか。ザ・ニッポンという雰囲気が漂いまくっている。
・館内の設備をチェック
館は4階建て。1階には客室・休憩室・共同シャワールームなどが完備。2〜3階は客室のみ。最上階4階にはコインランドリーがある。
ちなみにエレベーターはなし。フロア移動は階段を使うことになる。あと、食堂も見当たらない。食事は予め済ませておくといいだろう。近場にあるスーパーへ買い出しに行くのもありだ。
1階通路奥の暖簾(のれん)をくぐると、洗面所・トイレ・シャワールームが出現。湯船に浸かれるのかと少し期待していたが、残念ながら大浴場・バスルームはなかった。
休憩室には大きな屏風絵が飾られていてインパクト大。室内はわりと広めだ。座敷コーナーや革張りソファ、テーブル席があって和洋折衷な雰囲気。
ほかにも自販機・電子レンジ・ウォーターサーバーが設置されている。購入してきた食べ物はここで温めて食べよう。ひと息ついたらマイルームを確認だ。
・一風変わった寝室
入室にはカードキーを利用する。思いのほかセキュリティ対策がハイテク。ギザギザの鍵で開け閉めするものだと思っていたから意外。さっそくドアを開けてみると……
狭い。
広さは2畳半くらい。なかなか小さくて震えた。そして部屋は和室か洋室か、ということも気になる。一見、畳の上に布団が敷かれているのかと思ったが、屈んでよく見てみたら……
ベッドだった。正確に言えば、すのこの上に分厚いマットレスが敷かれている状態。ずいぶん床との距離が近いベッドである。
さらに使い捨てスリッパを発見。これが用意されているあたり、おそらくここは洋室なのだろう。少し戸惑ったが、ユニークで面白い。
見まわしてみるとタオルや歯ブラシ、かみそりなどのアメニティも発見。備品はテレビ・エアコン・冷蔵庫・ドライヤー・折りたたみ式ミニテーブル、そして……
謎のインテリア。犬っぽいフィギュアが壁にめり込んでいて、下半身(尻尾・後ろ足)だけ飛び出ている。
……なんなんコレ。壁掛けフック的なヤツだろうか。上着を吊るしたらポッキリと折れてしまいそうだったので、結局は鑑賞用として楽しんだ。
シャワーを浴び終えてベッドに寝っ転がったらウトウトし始めた。マットレスや枕が柔らかくて気持ちいい……。掛け布団もフカフカで最高だ。
ただ、壁は薄めで周囲の音が若干気になる。深夜まで話し声(外国語)が筒抜けだったため、寝ている途中で何度か目が覚めてしまった。
チェックアウトはカードキーを返却箱に入れれば完了。なかなか刺激的な夜を過ごせて面白かった。
宿泊客のほとんどが外国人で日本人は筆者だけだった気もする。廊下ですれ違った人、休憩室で居合わせた人、みんな「ハロー」とか挨拶してくれて爽やかだったなぁ。
もし読者のみなさんも興味が湧いたなら、ぜひ1度宿泊してみてはいかがだろうか。
・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称 東京SA旅館
住所 東京都台東区清川2-15-11
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.
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古沢崇道

















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