ちいかわコラボで大いに話題になった くら寿司が、早くも次の一手を繰り出してきた! こんどは「浜田チャーハン」だ……!
TV番組「芸能人格付けチェック」で話題となり、SNSでは “浜田チャーハン” としてトレンド入りしていたアレだ!
さっそく食ってみたところ……いや、ちょっと待たんかい! ちゃうやろこれ! 絶対ちゃうって!! だって……
・浜田のチャーハン
「芸能人格付けチェック」で司会を務める浜田雅功氏。番組では出演する芸能人たちに対し、3つのチャーハンの中から超一流シェフが作ったチャーハンを当てるという問題が出された。
そこで、いわゆる “不正解枠” として、浜田氏が作ったチャーハンが3つのチャーハンの1つにまぎれていたのだが、多くの芸能人が浜田氏のチャーハンに舌を欺かれるという事態が発生。
これに対しネットでは、芸能人たちの味覚云々ではなく、“浜田のチャーハン” が美味すぎるのでは……という疑惑が発生。視聴者の間で大いに注目されたのだ。
後でレシピが公開され、ラードで具材を炒めたり、紹興酒を使うなど、実はけっこういい感じのレシピだったことが発覚した。
番組で作られた “浜田のチャーハン” のカニやエビ、ホタテは本物ではなく、カネテツの「ほぼシリーズ」を用いたものだったもよう。
今回 くら寿司 で提供されるのは、公式HPによれば……少なくともエビは本物の小エビらしい。他は情報が見つからなかったのでわからない。
・町中華チャーハン
それではさっそく……の前に、まずはジャッジのベースとなる普通のチャーハンの味を再確認しておこう。やってきたのは「ぎょうざの満洲」。
満洲の餃子は、全国の餃子マニアたちからも国内でトップクラスだと評されるほど。例えミシュランシェフでも太刀打ちは困難だろう。
しかし満洲のチャーハンは、特に美味いとも不味いとも言われず、驚くほど話題にならない。その割に、だいたい誰もが餃子と共にオーダーする超定番メニュー。
つまり特別褒める点が無ければ欠点も全く無い、全ステータスが心底ニュートラルなチャーハンの1つだと思われる。
まあまあしっかりした味付けゆえに単品で食ってもよく、しかし濃すぎないため他の料理と一緒に食ってもいい。
具もそれなりに色々入っていて、いつ食っても間違いのない満足感のある安定したクオリティ。普遍的な町中華って感じ。
・浜田チャーハン
この味を忘れぬうちに、近くの くら寿司へ。あ、ちいかわ は終わったんですね。
「浜田チャーハン」は450円。価格的には基準とした満洲と似たようなものだ。
サイズ的には、デブ中年おじさんな私の肩幅よりも少し狭い くら寿司のカウンター席の幅と比較してこんな感じ。
平面的にはそれなりなサイズに見えたが、まあまあ浅い。1口も食べていない状態でこんな感じなので、これだけで腹いっぱいになるには少ないだろう。
しかし、ここは寿司屋で、これはサイドメニューだ。おおむね相応の値段に、相応の量だと評していいのではなかろうか。
肝心の味もみていこう。「浜田チャーハン」は、満洲(標準的な町中華チャーハン)と比べ、けっこう薄味だ。そのおかげで、エビやその他の具材のフレーバーが良く感じられる。
そして圧倒的なのが香り。というか紹興酒の香りが良い。これはもう、使えばそうなるものだろう。
ということで、注目の「浜田チャーハン」。芸能人が騙されるのもわかる気がする。上品系な中華料理屋で出てくる、薄味&香り重視タイプのチャーハンに微妙に似ているのだ。なるほどねって。
しかし……1つだけ、絶対にちゃうやろとツッコミたくなるポイントがある。これはもう、どう考えてもおかしい。だって
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> ここ寿司屋やろ? <
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寿司屋に来てチャーハンしか頼んでないって、この状況おかしいやろ! このまま “皆さんもぜひ、くら寿司にチャーハン食いに行ってみてください” みたいな、雑なシメ方するんか?
さすがにそれはアカン気がする。せやかて ちいかわ が瞬殺された今、くら寿司が頼れるのはもう、浜田先生しか……
あっ、かにフェアが同時に開催中!
お勧めは「あわび出汁肝ソース(180円)」だ!
ということで皆さんもぜひ、くら寿司に「浜田チャーハン」とカニなどを食いに行ってみてください。
参考リンク:くら寿司
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
▼いちおうカニとホタルイカも食ってみた。ホタルイカは安定。好みが分かれるネタだとは思うが、好きならアリ。
カニのサイズは、マイナンバーカードと比べてこんな感じ。食べたい方はどうぞ。