ある日、取材の途中でJR上野駅で電車を乗り換えようとしたら……

中央改札を出たところで行列ができているのを発見した。

不思議に思って近づいてみると、入手困難なことで知られる「あのパン」が売っていたのである。

・浅草のペリカンのパン

行列ができていたのは、JR上野駅の中央改札を出て左手のところにある「のもの」という東日本の名産品を売るお店。

わざわざ店の横にスペースを作って、パンを販売している。その行列はみるみるうちに伸びていく……。


それもそのはず。販売しているのは浅草・田原町の「ペリカン」のパンだったのだ!

ペリカンは老舗の人気パン店。昔から食パン、コッペパン、ロールパン、丸パンだけという硬派なラインナップなのだが、予約しないと買えないことで有名なのだ。



・日曜以外は入荷

上野の「のもの」でのペリカンのパンの販売は、平日・土曜・祝日の16時〜17時の間に入荷というスケジュール。

日曜(GW、お盆、年末年始)をのぞく毎日やっているらしい。


販売しているパンは

・食パン 1斤半 890円
・食パン 1斤 610円
・山型パン 780円
・小ロール 10個入 940円
・中ロール 5個入 720円

というラインナップ。


気をつけたいのは、本店で買うのとは値段が異なること。そして1家族2個までという個数制限があること。

田原町の本店までパンを取りに行く交通費や、予約せずに買えることを考えるとまあ多少割高でも仕方ないかなと思う。



・入荷数は多いよう

ちなみに、ものすごい行列ができていたので、すぐに売り切れるのかと思いきや、入荷数は多いよう。

店に置けるくらいの数になったら、店内に陳列されていた。

店員さんいわく、「ロールパンは比較的早く売り切れるが、それ以外は18時くらいまでは残っていることが多い」とのことだった。

行ける人が多い土曜や祝日は売り切れるのが早そうだけど、平日は会社帰りに、上野駅をのぞいてみるといいかもしれない。


実際にロールパンや食パンを食べてみると、しみじみと美味しい。甘みとか塩気が突出しているわけではないけれど、噛みしめるほどに美味しいのだ。

ペリカンは「毎日食べても飽きの来ない味」を目指しているということだったが、納得。これが毎日食べられたら幸せだろうなあ。

ライターのくせに、その美味しさを文章にするのは難しいと思うのは情けないが、ぜひとも実際に食べてみて、老舗の味を味わってほしい。

「渋谷で5時」ならぬ「上野で4時」が幸福の合言葉である。


参考リンク:のもの上野店
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.