ウーバーイーツ（Uber Eats）で「愛人」と検索したら80件表示されるという記事を2021年6月に本サイトで公開した。
詳しくはその記事をご確認いただきたいが、原因を簡単に言うとアプリのシステムエラー。
あれから約3年。そのエラーはもうとっくに解消されているだろうと思って試してみると……嘘だろ。
以前の記事にも書いたのだが、エラーに関してウーバーイーツに問い合わせたところ以下のような対処法を教えてもらった。
【エラーが起きたときの対処法】
・端末の再起動
・アプリの再起動
・アプリの削除 → 再インストール
・アプリや端末のOSが最新でない場合は最新版へアップデート
・電話のデータ通信がONになっているか確認
・機内モードがオフになっているか確認
・上の方法を試しても改善しない場合はWeb版のウーバーイーツへ
同時に、ウーバーイーツ側からは「問題点は社内で共有させていただき品質向上に努めて参ります」的な回答だったので、完全に油断していた。
つい先日、ウーバーイーツで「愛人」と検索してみると……
450件！
3年弱で愛人を5倍以上にするとは。ウーバーイーツ、やり手である。ちなみに、3年前も職場（新宿）で検証しているので、検索場所は変わってない。
では一体どんな店舗が表示されるのだろうか。確認してみたところ……
TOPに表示されたのは『ミット 愛人〜〜』という店。まさか店名に「愛人」が入っているとは。これはウーバーイーツなにも悪くない。どちらかと言うと、店が悪い。
続けて表示された店は……
「人生ソルロンタン＆ハンシンポチャ〜」
「人生ソルロンタン」ってなんちゅう店名だとは思ったが、愛人っぽさは無い。
まぁ、「ハンシンポチャ〜」という響きにどことなく愛人的な妖艶さがあるような気がしなくもないが、それは考え過ぎかもしれない。料理等を見る限り、普通の韓国料理屋である。
ただし！
画面をスクロールしていくと……
「鉄人」と「愛人」。なんという致命的な勘違いだろう。ただ、「人」は合っているからウーバーイーツの頑張った感が伝わってくる。惜しい、ということにしておこう。
お次は……
「おかめ」を愛人の枠で表示させるというのは、あまりにも偏見が過ぎる。これはウーバーイーツ、喝だ。
と思ったら……
「駄目な隣人」はある意味で正解。ウーバーイーツの鋭さに脱帽せざるを得ない。
で、その直後に表示されたのが……
いくらなんでも愛人の本質を突きすぎていると言うべきか？ 考えれば考えるほど大正解な気もするし、大間違いな気もする。私には分からない。
・なぜこうなった？
では一体なぜこうなったのか？ ひとことで言うとシステムエラーが今も続いているってことだろうが、詳しい原因は不明。
検索機能が以前よりもガバガバになったのか、それとも登録店舗が増えただけなのか……。
どちらにせよ、ウーバーイーツの検索は今もあまりアテにならないと言えそうだ（2024年2月7日時点）。
そんなわけで、「彼女」と検索してみても……
530件！
あまりのガバガバっぷりに呆れてしまうが、正直なことを言うと、「彼女」が530件ヒットしたことで急にモテるようになった気が（ほんの少し）する。
そういう意味では、ガバガバ検索はウーバーイーツの優しさであるといったら暴論だろうか？
いや、暴論ではない。現に私は、「彼女」が530件も表示されて、少し悦に入っているのだから。
そしてバレンタイン間近のいま、そのような温かさを必要としている人が結構いるのではないか？ 心が凍えそうな人が増えているのではないか？
安心してくれ。ウーバーイーツには「彼女」がいっぱいいる。検索しまくって、冷え切った心を温めればいいだろう。
ただし、地域によっては何を検索しても「0」件のところだってあるだろうから、そこだけ気をつけてくれ。
参考リンク：Uber Eats（Web版）
執筆：和才雄一郎
Photo：RocketNews24.
ScreenShot：iOS（Uber Eats）