我が家で毎日使う電化製品は何か? 考えずとも答えは出ている。冷蔵庫、洗濯機、そしてAmazon「Fire TV Stick」である。
テレビのHDMI端子に差してネットにつなぐだけで、様々な動画を大画面で楽しむことができる「Fire TV Stick」は我々の生活にとって、もはやなくてはならない存在だ。
その現時点(2024年2月)での最新モデル『4K Max 第2世代』をちょうど昨日購入した!
・『4K Max』最新版
昨年の今頃、長年使ってきた第2世代の「Fire TV Stick」から、2021年に発売された『4K Max』に買い替えた我が家。
動作が亀より遅い第2世代に対し、『4K Max』ときたらサックサクで、その劇的な変化について私(あひるねこ)は「ガラケーとスマホくらい違う」と当時の記事で書いている。
今回購入したのは、昨年10月に発売された『4K Max 第2世代』だ。つまり現在、我が家にあるのは第1世代ということになる。この2年で果たしてどれだけ進化したのか? さっそく比較していきたい。
・どう違う?
まずはスティック型の本体を並べてみよう。角ばっていた第1世代に対し、第2世代のボディは丸みを帯びたデザイン。計量してみると第2世代の方が僅かに軽かった。
Alexa対応音声認識リモコンはEnhanced(エンハンスド)とやらに変更され、新たに「チャンネル」「設定」「最近のアイテム」ボタンが追加。それに伴い、本体も1.5cmほど長くなっている。
しかし、それ以上に重要なのがアプリボタンの変化だ。第1世代は「アマプラ・Netflix・DAZN・ABEMA」というラインナップだったが、なんと第2世代のリモコンは「DAZN・ABEMA」が姿を消し……
代わりに「TVer・U-NEXT」が加わったのである! よっしゃァァァァアアアア!! 両サービスを頻繁に利用する我が家にとって、この仕様変更は朗報中の朗報。すでに元は十二分に取ったと言えるだろう。買い替えてよかったーーー!
次にスペックを比較すると、まずCPUがクアッドコア1.8GHz からクアッドコア2.0GHzに。ストレージは8GBから16GBに倍増している。
「Wi-Fi 6」まで対応だったのが「Wi-Fi 6E」まで対応にパワーアップしているが、残念ながら我が家のルーターは「Wi-Fi 6」なので、これによる変化はよく分からなかった。
・いざ起動
おっと、そろそろアップデートが完了したようだぞ。さあさあ、これが第2世代のホーム画面だ! どうです?
……ぶっちゃけ第1世代との差はほとんど感じられないので、今度はサクサク感を確かめるべくリモコンをカチカチしてみる。
まず第1世代。
こっちが第2世代。
やはり違いはよく分からない。というか、どっちも超速ぇ。
もちろん完全に同じ操作性というワケではなく、例えば動画の読み込みやホーム画面に戻る時など、場面によっては第2世代の方が微妙~~に反応が良いような気もしなくはないし、もしかしたら勘違いかもしれない。
なので、寝ている間にすり替えられてもたぶん気付かないだろう。マニアの人なら分かるのかもしれないが、私のような素人からすると、両者の性能に違いはほぼなし。どちらもすこぶる快適である。
・独自の機能
では、第2世代の分かりやすい特徴とは何なのか? それがこの新機能「アンビエントディスプレイ」だと思われる。これをオンにした状態でしばらく(初期設定では5分)テレビを放置しておくと……
2000点以上あるという名画や写真が画面上に表示され、さらにその上にAlexaウィジェットも表示される。のだが……
お、おう。
まあキレイはキレイだけど、あくまで個人的な感想としては「この機能、いる?」であった。これを目当てに第2世代に切り替える人がどれだけいるのかは疑問だ。
だから現在第1世代を使っている人は、どうしてもリモコンに「TVer・U-NEXT」ボタンが欲しい! というワケでもない限り、特に買い替える必要はないと思うぞ。
ただし!
それ以外の「Fire TV Stick」を使っている人、特に何年も前のモデルを使っている人は、マジで腰を抜かすほど別物だから、今すぐ『4K Max 第2世代』に買い替えるべきである。というか今しかないぞ!!
・セール開催中
なぜならAmazonでは現在「タイムセール祭り」が開催されており、通常9980円の『4K Max 第2世代』がなんと税込6980円になっているのだ! 恵みの30%オフ!!
めっちゃ安い! というよりは、定価が限りなく諭吉のためこういう時じゃないと買えねぇ! セールの期限は……明日2月4日の23時59分まで!! 伝えるの遅かったすまん! もうすぐ終わるやん!!
気になる人は急いでチェックしてみてほしい。動作の遅さによるストレスから一気に解放されるはずだぞ。
参考リンク:Amazon「Fire TV Stick 4K Max 第2世代」
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.